世の中で議論を呼んでいる話題について、ゲストに意見を聞く「opinions」。今回の話題は「“防護服着た子供像”解体・撤去始まる」。社会学者・古市憲寿氏に話を聞いた。 「放射能のない未来」をテーマに、現代美術家のヤノベケンジさんが、東日本大震災の翌年に制作した子どもの立像「サン・チャイルド」。立像を譲り受けた福島市が先月から展示を始めましたが「防護服を着る子どもの姿が風評につながる」などと批判意見を受け、撤去・解体されることになりました。 解体・撤去費用は約160万円がかかる見込みで、像は当面、市の施設に保管されるということです。 ネット上ではこんな意見が見られた。 「設置したら撤去、税金使って無駄」 「撤去するまでやらなくてもいい」 「芸術作品なら美術館で展示すれば」 ――この話題について古市さんの意見をフリップに書いていただきました。 「現代アートは社会にケンカを売る仕事」と書きました