英国シェフィールド大学のディグビー・テイタム教授は、私たちの脳は生物学的なWi-Fiを使って、近くの人たちの微弱な信号をとらえて、性格やコミュニケーションに必要な情報を収集していると言います。 言語は私たちのコミュニケーションの全てを担っているわけではないことは知られています。 非言語によるコミュニケーションは重要なものです。 テイタム教授は、これをお互いを同調させる脳と脳のつながり「インターブレイン」と呼びます。 私たちは他の人の視線を確認するだけでなく、においや化学的な変化も捉えています。 私たちはコミュニケーションをするときには言葉を使うだけでなく「見る」ことをしているのです。 それによって、本物の感情が浮かびます。これが共感となります。 「私の脳とあなたの脳、あなたの脳と私の脳を結ぶつながりです。 私はこれをインターブレインと呼んでいます。」 発達障害について研究を行ってきたテイタ