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ブックマーク / satoshi.blogs.com (9)

  • ラーメン激戦区とWeb2.0サービスの共通点

    久しぶりの日。渋谷のセンター街を歩いている時に見かけた金伝丸というラーメン屋を試してみたのだが、なかなかの味。バブルの時代には意味のなく高い店がもてはやされたが、ここ数年のB級グルメブームで、東京のラーメン屋はかなり底上げされた。多少不景気な方が適切な競争原理が働いてコストパフォーマンスの高い店が増えるのかも知れない。 ちなみに、ラーメンべながら考えたのだが、高級店でフランス料理とか懐石料理べているいわゆる一流グルメの人たちよりも、おいしいラーメン屋を探し求めて東京中を歩き回るB級グルメの人たちの方が実は舌が肥えているのではないか、というのが私の持論。 私自身がそうだが、ン万円を出してフランス料理とかをべると、「これだけの値段を出したのだからおいしいに違いない」という気持ちが働き、当は「これならラーメンの方が良かったな」と思いつつも「やっぱり四つ星レストランはおいしいね」など

    sheng
    sheng 2008/05/28
    論旨は分かるけど、高級料理店は味だけじゃなく店の雰囲気など、より総合的な演出=”おもてなし”をしてるわけで、味単体で比較しちゃうなら、UserExperienceじゃなくなってしまうのでは?
  • ユーザーに尋ねても必ずしも正しい答えは返ってこない

    今日はたまたま「ユーザーからのフィードバックを集めることの難しさ」が話題になったので、それに関連するエントリー。 もの作りにおいて、「ユーザーが何を必要としているか」を知ることは大切だが、だからと言ってユーザーに尋ねれば正しい答えが返ってくる訳ではないところが難しいところ。具体的な例としては、こんなものがある。 1. サイレント・マジョリティの声は聞こえてこない これはMicrosoftで実際にあったことだが、Outlookのチームではユーザーから寄せられる機能追加のリクエストに従って色々な機能を足していた時期があったが、その結果不必要な機能ばかり増えて、単純な作業が逆にやりにくくなってしまった(たとえばカスタム・フォームが良い例)。このケースでは、ごく一部のヘビー・ユーザーばかりが声がでかく、「今の機能で十分、これ以上複雑にしないで欲しい」というユーザーは何も言ってこない(こういう人たち

    sheng
    sheng 2007/09/16
    ごく一部のヘビー・ユーザーばかりが声がでかく、「今の機能で十分、これ以上複雑にしないで欲しい」というユーザーは何も言ってこない
  • 米国特許法、先願性に

    ars technicaの「Massive patent reform bill passes House  committee」という記事によれば、米国の特許法の先願主義への変更が決まったそうだ。 特許法は、日とヨーロッパが採用してきた「先願主義」と、米国が採用してきた「先発明主義」の二つが混在していたために、世界に向けたビジネスをする企業を悩ませて来たが、その問題にようやく決着がつくことになる。 一見すると「特許手続きをしようがしまいが、権利は先に発明したもの」という「先発明主義」の方がフェアに思えるのだが、紛争になったときに「誰が先に発明したのか」を調べる手間が尋常ではない。それに対して、「権利は先に特許手続きをした人のもの」という「先願主義」の方が、紛争になったときの手続きがはるかに簡単になる、という利点がある。 「2100年までには、人口の半分が弁護士になる」とジョークがさやや

    sheng
    sheng 2007/07/21
    「特許手続きをしようがしまいが、権利は先に発明したもの」という「先発明主義」の方がフェアに思えるのだが、紛争になったときに「誰が先に発明したのか」を調べる手間が尋常ではな
  • 衆合智サービスと検閲と言論の自由と

    HD-DVDのコピー防止用の暗号キーが早くも発見されてしまい、ネットにはその情報があふれている(参照)。そのニュースそのものは、目新しい話でもなんでもないのだが、今注目すべき問題は、ソシアル・ニュース・サービスのdiggが広告スポンサーであるHD DVD Promotion Groupからの圧力で、「検閲」をした、という問題の方である(参照、参照)。 「編集者ではなく、ユーザー自身が選んだニュース」というdiggのうたい文句そのものが揺らぐようなこの検閲問題、衆合智を利用したソシアル・ネットワーク・サービスのそもそもの成り立ちを考えれば、diggのユーザーたちがものすごく過敏に反応したことも理解できる。 そもそも欧米には「言論の自由」をものすごく尊重する文化はあるが、diggユーザーの中にはその中でも際立ってその辺りに敏感な人たちが沢山いるようだ。結局のところdiggのCEOのJay Ad

  • ユーザー・インターフェイスの設計に大切なのはデザイン・ポリシー

    何かの「ユーザー・インターフェイス」を決める時に大切なことは、自分なりのはっきりとした「デザイン・ポリシー」を持って、誰が何と言おうと最後までそれをしっかりと押し通すこと。そういう「柱」をしっかりと持たないで作ったものは、往々にして「妥協の産物」になってしまう。 私が常に心がけていること(つまり、私のデザイン・ポリシー)は、「ユーザー・シナリオを80:20ルールで切り分け、常に80の方(つまり多くの人が使うだろう機能)を最優先にした設計にし、20の方(あった方が良いかもしれない機能、一部の人が必要とするかもしれない機能)は思い切って犠牲にする」こと。 典型的な良い例が、Youtubeを見るためのサービス、Rimo と oreseg。 機能的には、カテゴリー分けはしてくれているし、サムネールから自分で見たいものを選べるし、oresegの方が上である。しかし、「ただだらしなく面白そうなビデオを

  • あなたは実は「簡単に引きちぎることのできるロープで繋がれているだけ」なのかも知れない

    今年の年末年始は、休みを利用して、前々から気になっていた「数学的にありえない」の一気読みの予定。まだ読み終わっていないのだが、下巻の中ごろになかなか含蓄の深いフレーズを見つけたのでメモ。はたから見て「明らかにした方が良い転職」に踏み切れない友人の背中を押してあげるときにでも使えそうだ。 ナヴァはふと、子供のころにサーカスではじめて象を見たときのことを思い出した。象はぜんぶで三頭いた。どれも体重が六トン以上もあり、太い足の一に巻かれた細いロープで杭につながれていた。それを見たナヴァは不思議に思い、父に訊いた。なぜあの象はロープをひきちぎってしまわないのかと。 「そんなことはできないと思いこんでいるんだよ」と父は説明してくれた。「象は赤ん坊のころ、重い鎖で杭につながれて育つ。その最初の数ヶ月のあいだに、どんなにがんばっても鎖が壊せないことを教えこまれるんだ」 「でもロープは鎖なんかより、ずっ

    sheng
    sheng 2006/12/30
    『数学的にありえない』(アダム ファウアー )象が逃げられないのはロープのせいじゃない。象の思いこみのせいなんだ。頭に刷りこまれた思いこみがいかに大きな力を持っているかといういい証拠だな。
  • 家庭でもできる「高級料亭風」柿のデザート

    昨日べにいったレストランで最後に出た柿のデザートがあまりにおいしかったので、さっそく家に帰って試してみた。 【用意するもの】 1.柿 (あまり熟れすぎていないもの) 2.梅酒 3.和風の小皿 【作り方】 1.皮をむいて六つに切った柿を小皿に乗せる。 2.梅酒を小さじ一杯、柿にかける。 これだけである。騙されたと思って、ぜひとも一度試していただきたい。ただの柿が、梅酒の香りが加わっただけで、高級デザートに変身するから不思議なものだ。

    sheng
    sheng 2006/11/26
    ただの柿が、梅酒の香りが加わっただけで、高級デザートに変身する
  • ビル・ゲイツの家のトイレは流そうとすると「本当に流しますか?」と警告してくる

    今回のみずほ証券による株の誤注文事件は、1株を61万円で売るところを、オペレーターが誤って「61万株を1円で」と誤入力してしまったのが原因だが、その際に端末には市場価格との隔たりを示す警告が表示されたにもかかわらず、オペレーターが「(警告が)よく出るので慣れの中で結果的に無視してしまった」という点が注目に値する。 以前にも、「事故防止の難しさ」というエントリーで触れたことがあるが、「不必要な警告をしょっちゅう見ているとそれに慣れてしまい、当に対応が必要な時にも無視してしまう」というのは人間の性である。この手のミスをした人を一方的に非難したり、「これはヒューマン・エラーでした、今後はこのようなことを繰り返さないように注意します」と謝るのは簡単だが、それでは根的な事故防止はできない。 「不要な警告」と言えば、パソコンがその代表選手。ファイルを消去した時の「当に消去したいですか?」という警

    sheng
    sheng 2006/10/27
    "flat file system"(ディレクトリ構造をユーザーから完全に隠し、タグとサーチ機能を全面に出したファイルシステム)
  • BeStiqでソフトバンクの「予想外割引」につっこんでみた

    UIEJから、BeStiqというなかなかユニークなサービスがリリースされた。ネット上の任意のページに、ポストイットのような付箋を貼り付けて、そこにメモを書いたり、他の人と議論を交わしたりできるという仕組みだ。 そこで、まずはベータテストのつもりでケータイWatchの「ソフトバンクの予想外割」に関する記事に軽くツッコミを入れてみた。下のリンクをたどると、そのページの「月額2,880円」と「210円(税込み)安く」という部分がハイライトされていることが分かると思う。そこにマウスカーソルを持っていくと、私の記事へのツッコミが読めるという仕掛けだ。 ITMediaの予想外割の記事に対するツッコミ 【追記】 BeStiqサービスそのものに対するフィードバックは、UIEJの開発者ブログのBeStiqに関するエントリーへのコメントかトラックバック、もしくは、beStiqのフィードバックページへのツッコミ

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