2016年8月2日のブックマーク (9件)

  • デヴィッド・ボウイと『私の死』 | 『Em』タカハシヒョウリのブログ

    デヴィッドボウイが死んだ。僕の世界で一番好きな人が。僕はデヴィッドボウイが死んだら地球の回転は止まるもんだと思っていた。少なくとも、僕自身に関しては仮にその情報を直接知らなくても体調に異変をきたし、何か超常的な力を持ってして彼の死を感知できるだろうと信じていた。それほど好きだったのだが、しかし、地球は当然のように回転をやめず、僕自身も友人に知らされるまで普通の祝日を暮らしていたのが、自分はデヴィッドボウイの美学の外側にいたのかと哀しくなった笑。アルバムリリースの数日後にこの世を去る、というあまりにも完璧な去り際で彼はいなくなった。そんな完璧さ、現実世界ではムダだ。しかし「人間には美学を築くムダがあり、それこそがすばらしい」と教えてくれたのはデヴィッドボウイで、同時にその裏側の醜さも軽薄さもボウイの音楽は教えてくれた。 デヴィッドボウイが死んだから、これからたくさんの曲が引用されて、多くの追

    shiba-710
    shiba-710 2016/08/02
  • これよりシン・ゴジラ超ネタバレ10000字の儀を執り行う! | 『Em』タカハシヒョウリのブログ

    いよいよ公開された『シン・ゴジラ』。 庵野秀明がゴジラを撮ると聞いて、楽しみとはいえ「いったいどうなるんだ…」という気持ちが、「ん?意外と良いかも」に変わり、「楽しみでしかたねぇ!」に変わり、「ガマンできん、絶対最速上映で見る!」になるのにさほど時間はかからなかった。 公開日の29日になった瞬間に見れるという最速上映で見て、そのあと深夜3時半からのIMAXで見て、一晩で2回見た。 映画館を出たのは朝の6時。朝日がまぶしかった。 僕がミュージシャンというヤクザな肩書きだったから良かったものの、この一般社会人を殺しにかかる上映スケジュール危険すぎる。 と思ったのは僕だけでは無かったようで、争奪戦になるかと思った最速上映のチケットも簡単に取れてしまったし、一部の回を除いては完売もしなかったようだ。 僕なんかブラウザ2つ開いて、0時になった瞬間に連打してたのに。。 そのおかげで劇場のど真ん中あたり

    shiba-710
    shiba-710 2016/08/02
    オワリカラ・タカハシヒョウリさんのシン・ゴジラ評。素晴らしい文章力&スピード感&批評眼。
  • 虚構と現実は逆転する――『シン・ゴジラ』感想 - 日々の音色とことば

    『シン・ゴジラ』を観た。ゾクゾクした。おもしろかった。というか「すげえ……」という感想だった。終わったときに自然と拍手してしまった。 shin-godzilla.jp そしてこれは、ただ単におもしろいだけでなく、観た人の胸に「刺してくる」作品だということも痛感した。少なくとも僕はそういう余韻が残った。 『シン・ゴジラ』は、エンタテインメントに徹しているのは大前提で、でも、東日大震災を経た2010年代の日を、時代というものをちゃんと照射している。1954年に公開された初代『ゴジラ』がそうであったように。きっといろんな人が、いろんなことを言うだろう。言いたくなるだろう。なぜならこれは踏みこんでくる作品だから。 僕は特撮映画のマニアではないし、これまでのシリーズもハリウッド版のゴジラもろくに観てない人間なので、そっち方面の深い考察とかオマージュの指摘みたいなものは他の人にまかせようと思う。

    虚構と現実は逆転する――『シン・ゴジラ』感想 - 日々の音色とことば
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    shiba-710 2016/08/02
    書きました。「僕らはこの光景を観たことがある」
  • ザ・なつやすみバンド『PHANTASIA』 - 青春ゾンビ

    ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうのだけど、ふとした瞬間にある出来事がパッカーンと完璧に詳細に思い出されてしまって、甘く切ないような気持ちに胸を震わせたりする。例えば、懐かしいアニメの主題歌を街で耳にした時。音楽というのは記憶と密接に結びつくものだから、忘れてしまいそうな(忘れたくない)ことがあるならば、メロディにリズムに歌声に、ぜんぶ閉じ込めておくといい。そんなレコードが1枚でもあれば、そいつを再生さえすれば、過ぎ去っていったはずの想いや空気が蘇る。”ノスタルジー”だなんて笑わないで欲しい。全部忘れたくないのだ。それらは燦然と輝き、まだまだ続くぼくたちの進む道を、後ろから照らしてくれるだろう。 ザ・なつやすみバンドがリリースした『PHANTASIA』というレコードは、そんなポジティブなフィーリングに満ちている。前作『パラード』 パラード アーティスト: ザ・なつやすみバンド出版社/メーカ

    ザ・なつやすみバンド『PHANTASIA』 - 青春ゾンビ
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    shiba-710 2016/08/02
    “『ポケモンGO』によって、かつての子ども達が童心に返ったように、それぞれの”なつやすみ”を満喫している2016年夏のサウンドトラック”
  • 「シン・ゴジラ」公開記念特集 安野モヨコ、庵野秀明を語る - コミックナタリー Power Push

    7月29日に全国ロードショーとなる「シン・ゴジラ」。庵野秀明が総監督を務める作の公開を記念し、7月28日から29日にかけて日映画専門チャンネルで庵野の実写作品を集めた特集放送がオンエアされる。 コミックナタリーでは、庵野のである安野モヨコにインタビューを実施。2人の生活を題材にした「監督不行届」を発表し、近年もTwitterに庵野の日常を切り取った「ミニ監督不行届」を不定期でアップしている安野に、「シン・ゴジラ」制作中の庵野の様子を、家族、そして同じクリエイターの視点から語ってもらった。 取材・文 / 大谷隆之 ホッとしました ──今回は映画「シン・ゴジラ」公開を記念して、庵野秀明総監督の横顔を奥さまの安野さんに語っていただくという……何だか無茶振りの企画ですみません。 いえいえ、精一杯努めさせていただきます(笑)。 ──作品はもうご覧になりました? ラッシュ試写を見せていただきまし

    「シン・ゴジラ」公開記念特集 安野モヨコ、庵野秀明を語る - コミックナタリー Power Push
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    shiba-710 2016/08/02
    素晴らしいインタビュー。/「私が言うのもなんですが、すごい愛妻家だと思います」
  • カーネーション×GRAPEVINE対談 勇気ある音楽馬鹿たちに向けて | CINRA

    音楽にまつわる歴史のすべてとあらゆる無駄な妄想やレコードを愛してやまない勇気ある音楽馬鹿たちに作を届けたい」——そんな直枝政広(Vo,Gt)の言葉とともに送り出された、カーネーションのニューアルバム『Multimodal Sentiment』。カーネーションの二人にとっては約4年ぶり、通算16枚目のオリジナル作となる作は、彼らが辿って来た道程を踏まえながら、それを遊び心と極上のメロディーに乗せて真っ直ぐ未来へと打ち放つ、そんな瑞々しくも突き抜けた一枚となった。 大森靖子や川真琴など、数多くのミュージシャンが参加している作。その中にひとり、少々意外な人物が混じっていた。GRAPEVINEのギタリスト・西川弘剛だ。昨年の2月に対バンして以降、さらなる親交を温めていたという直枝と西川。彼らが意気投合した理由とは、果たして何だったのか。そして、西川が見たカーネーションの制作現場とは、どん

    カーネーション×GRAPEVINE対談 勇気ある音楽馬鹿たちに向けて | CINRA
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    shiba-710 2016/08/02
  • サニーデイ・サービス 曽我部恵一のお気に入り音源10選|邦楽・K-POP

    【予約キャンペーン開催!】ME:I 新曲 2ND SING... ME:I、2024年8月28日(水)発売の2ND SINGLE『Hi-Five』のリリースを記念し...

    サニーデイ・サービス 曽我部恵一のお気に入り音源10選|邦楽・K-POP
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    shiba-710 2016/08/02
  • 希望の時代の中で―『シン・ゴジラ』雑感

    少なくとも周囲では話題だし、期待もしていたのでさっそく『シン・ゴジラ』を鑑賞してきた。「館長庵野秀明 特撮博物館」にも何度か足を運び、「巨神兵東京に現わる」を会場で何度もリピートした経験があったからか、この映画を通してしたかったこと、撮りたかった絵に対する切実さがすごく伝わるものだった。たぶんあのカットやこのカットがスクリーンに投影されていれば満足という向きもあると思うので「考察」みたいな無粋な真似はするべきじゃないと思うのだけど、他方で真面目に「社会派映画」として見る向きがあることも確かなので、その点も含めややネタバレを含む感想を。注意しておくとストーリーなどの詳細な解説はしないので、見に行くかどうか迷ってこの記事にたどり着いた人には、未見の人はマジで劇場に足を運んだ方がいいと思うってことは伝えておきたい。 さて、作品を見ながら真っ先に思い出していたのは『パトレイバー the Movie

    希望の時代の中で―『シン・ゴジラ』雑感
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    shiba-710 2016/08/02
  • 『シン・ゴジラ』、現実対虚構、そして泉修一保守第一党政調副会長の良さについて - From The Inside

    シン・ゴジラを見てきました。公開2日目である7月30日の昼、京都にいたので京都で見て、新幹線N700系に乗って東京に戻ってきて、その日の夜に品川で2回目を見ました。3回目をいつ見にいこうか考えています。初回が通常、2回目がIMAXだったので、次はMX4Dが良いかなあ。 つまり、それくらい素晴らしかったということです。 shin-godzilla.jp まずはとにかく見てほしいし、見ずにあらすじだけを眺めてなるほどっていうのこの映画にあってはあまりにももったいないので、この文章では特にあらすじとかは書きません。ネタバレはしまくるけど。なので見てない人はいいから早く見てきてください。早く全人類が見てほしい。 現実対虚構 見ましたか? ではネタバレしまくります。 すでに素晴らしい批評がいくつかアップされています。 amberfeb.hatenablog.com hamatsu.hatenablo

    『シン・ゴジラ』、現実対虚構、そして泉修一保守第一党政調副会長の良さについて - From The Inside
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    shiba-710 2016/08/02