アメリカの調査機関【Pew Reserch Center】は2011年11月9日、アメリカの子供達におけるソーシャルメディア上での他人との意志疎通、そこから生まれるさまざまな感情や「いじめ」に関する調査結果を発表した。その内容からは以前【米社会の子供達のネットとの付き合い方を箇条書きにしてみる】でも紹介した、多種多様な問題点や現状を知ることができる。今回はその中から、各種分析に必要となる前提条件として、ソーシャルメディア利用率の確認を行う(【Teens, kindness and cruelty on social network sites】)。 今調査のうち、子供に対する調査は2011年4月19日から7月14日にかけて、アメリカ国内に住む12-17歳の子供(799人、うちインターネット利用者は770人)とその保護者に対し、英語とスペイン語を用いた電話インタビューによって行われた。大人の