次の記事 米NSAの諜報活動、世界の携帯通信各社やGSMA関係者も標的に(The Intercept報道) 2014.12.05 米国家安全保障局(NSA)が、世界各国の大手携帯通信事業者や携帯通信分野の業界団体の関係者によるやりとりなどを監視し、各社のネットワーク上で容易に情報収集できるようにしていたことが明らかになった。 The Interceptが米国時間4日に報じたところによると、NSAは「AURORAGOLD」と呼ばれるこの監視プログラムで、携帯通信関連のさまざまな技術のセキュリティ上の弱点を見つけるために、世界各国の携帯通信事業者や通信関連団体の関係者によるやりとりを監視していたという。具体的な例としては、大手携帯通信事業者の内部通信用など1200以上のEメールアカウントを監視し、通信の暗号化などに関わるセキュリティ関連の重要なやりとりを傍受していたことなどが挙げられている。。