「コンテンツ産業」とは、一般に、映像(映画、アニメ、TV番組)、音楽、ゲーム、書籍等の制作・流通を担う産業の総称と言われています。第3次産業活動指数で作成している「コンテンツ関連産業」も、この考えに基づき、第3次産業活動指数の内訳系列の中から、これに関連する産業を集めました。具体的には、下表にあるとおり、新聞、書籍、映像などを制作し流通させるビジネスサービス(供給側)から、DVDレンタルや映画館などコンテンツ提供サービス、遊園地などのようにキャラクターやストーリーを通じて「楽しみ」を提供するサービスといった消費者(需要側)に近いサービスまで広く含めた構成となっています。 コンテンツ関連産業でも、多くの産業にみられるように、東日本大震災時に大きな落ち込みが確認出来ます。とはいえ、平成23年末には震災前の水準にまで回復し、その後横ばいで推移していました。 消費税率引上げ後は再び低下に転じており
![消費者に「届ける」川下業種が好調で、「作る」川上業種の勢いが弱いコンテンツ関連産業指数](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/78df811f8bead300c883cebded7cd1e4ff4433b7/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.meti.go.jp%2Fstatistics%2Ftoppage%2Freport%2Fminikaisetsu%2Fhitokoto_kako%2F20160323hitokoto.png)