前回のコラムはこちら 9月17日と10月1日付のコラムで「アドテック東京」と「ワールド・マーケティング・サミット」について触れ、フィリップ・コトラー教授の「Marketing 4.0」発言などをもとに、企業のマーケティングはオウンドメディアのプラットフォーム上で展開されていくであろうという仮説を紹介した。さっそく、この2週間ほどでそれを裏付ける動きが3件ほど出てきた。 筆者も正直このような動きが加速しているとは思ってもいなかったが、各施策は相当入念に準備されていると思われ、他にも進行中のものが多数あるのであろうと予想される。このような動きはまさに次世代のマーケティングプラットフォームの原型と言えるのではないだろうか。 今回のコラムではMarketing 4.0に発展した背景と、最近発表されたそれぞれの取り組みの概要を紹介したい。 取組1) KDDIなど12社、入口のないポータル:Syn.構