南アルプス南部の山域で、ごみを一切出さない世界水準のエコ登山構想が進む飯田市上村、南信濃地区一帯。昨年有志が整備した登山道にある「遠山川第四号橋梁(きょうりょう)」は建設当時最先端の技術が用いられ、文化財としての価値や新たな観光資源への期待が高まる。一方で市道として管理する市は現在、落石などの危険…
1954年生まれ。九州大学卒業後、福岡銀行に入行。主に人事畑を歩む。退職後、2004年に篠栗町長に立候補して当選。現在4期目を務める。森林セラピストの資格を持ち、森林セラピー基地全国ネットワーク会議会長を務める。 SUMMARY 篠栗九大の森の来訪増の概要 福岡県篠栗町にある九州大学の演習林の一部を2010年に一般に開放。九大と篠栗町が共同で整備・管理を行い、地元や周辺の住民に親しまれてきた。しかし、17年に突然、「インスタ映えする」と注目を集めたことで状況が一変。来訪者が急増する中、マナー違反やルール違反が目立ち始め、九大や町は対応に乗り出した。 町内にある「篠栗九大の森」の風景がインスタグラムで拡散したことで突然、来訪者数が増加。住宅街の道路に観光バスが次々に入ってくるうえ、警備員が一時森の中を巡回するなど、異例の事態が続いています。 この森はすぐそばに1000人ほどが住む団地があり、
飯田市南信濃の旧遠山森林鉄道(延長30・5キロ)の一部復元に取り組む有志らが21日、11月に開かれる軌道跡のウオーキングツアーを前に住民向けの現地学習会を開く。メンバーにはかつて同鉄道の保線作業に携わった人もいる。実際に軌道跡を歩きながら、国有林の木材搬出などで活躍し、1973(昭和48)年に廃線となった同鉄道の生きた歴史を伝授する。 ウオーキングツアーは、2005〜13年に住民有志でつくる木沢地区活性化推進協議会が開いていた。県内外の鉄道ファンらを中心に定員を上回る人気ツアーだったが、担い手の高齢化で休止。これを惜しんだ市地域おこし協力隊員の藤木康平さん(28)が昨年、遠山郷(飯田市上村、南信濃)の里山歩きなどを楽しむ「遠山里山倶楽部」の一環として南信州観光公社主催で復活させた。 21日の学習会は、ツアー定着を目指し、ガイド育成を目的に開く。ツアー本番と同様に山中の軌道跡の片道5・4キロ
静岡県富士宮市にある国の天然記念物「白糸の滝」上流の北西側にある湧き水「お鬢水(びんすい)」の周辺の民有地で、樹木約30本が無断で伐採されていたことが分かった。文化財保護法、自然公園法の指定区域内のうえ、富士山の世界文化遺産登録に向けての「構成資産」の一角でもあるだけに、市は怒り心頭で、「告訴も辞さない」と憤慨する。犯人は15日時点では判明していないが、複数の地元住民によると、この犯人、木を転売するのではなく、「正面の滝を見やすくするために伐採したに違いない」と口をそろえる。一体、誰が、何のために伐採したのか。真相に迫った。犯行は観光客? 市によると、伐採された樹木はツツジとカシ。震度6強の地震が同市で発生した2日後の3月17日に市の職員が、同場所を訪れた際に見つけたという。 4月13日午後、現場近くは市によってロープが張られ、立ち入り規制されていたほか、伐採された木には、手やのこぎりなど
世界遺産に登録されている屋久島(鹿児島県)で、人気の縄文杉に向かう登山道が24日未明に起きたとみられるがけ崩れの影響で通行できない状態が続いている。屋久島森林管理署によると、日帰りの縄文杉登山者の9割以上が使うルートだが「復旧のめどは立っていない」という。 同管理署によると、現場は荒川登山口から約2キロ入った安房森林軌道の大杉橋先約100メートルの地点。山側の斜面が高さ約7メートル、幅約20メートルにわたって崩れ、直径1メートル大の岩が多数、軌道をふさいでいる。24日朝に登山ガイドが見つけた。 縄文杉には白谷雲水峡からも登れるが、安房森林軌道は急病の登山者らの搬送ルートでもある。同管理署は「斜面の補修をしなければ、また崩れる可能性がある。関係機関と調整し、なるべく早く作業を進めたい」としている。
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