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ブックマーク / business.nikkei.com (64)

  • 松浦 晋也の「チガサキから世間を眺めて」

    まずは前口上。 しばらく、この日経ビジネス電子版にコラムを書くことになった。「しばらく」というのは、「読者に受けなければ終わりますよ」という意味で、週刊少年ジャンプの「アンケート結果がイマイチだと10週打ち切り」を思わせる話ではある。 「母さん、ごめん2」も担当していた仕掛け人の編集Y氏のリクエストは「今回は『オタクネタ時々時事系』でお願いします」というものだ。さて、過去四半世紀近く宇宙関係の記事を書いてきた私に、そのようなコラムが書けるのかどうか。1962年生まれで、日のサブカルチャーの隆盛とともに育ち、成人したのは間違いない。が、その全てを吸収咀嚼してきたわけではない。色々あっちに淫し、こっちにかたより、そこら中にひっかかりつつ溺れつつ生きてきたというだけである。 この連載が、果たしてこち亀かワンピースのような長期連載となるのか、それとも果てしなく遠い男坂を上り始めたところでジ・エン

    松浦 晋也の「チガサキから世間を眺めて」
  • フリーランス新法を分かりやすく 11月1日施行、知っておきたい10の疑問

    フリーランスと発注事業者の取引適正化や就業環境の整備などについて定めた「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律」(フリーランス新法)が11月1日から施行される。新法の施行に当たって、フリーランスと取引する企業が何に注意すればいいのか。知っておきたい10のことをまとめた。 1:フリーランス新法とは? 2:フリーランス新法が施行される背景は? 3:「フリーランス」「発注事業者」の定義は? 4:下請法との違いは? 5:発注事業者の義務は? 6:取引条件の明示義務とは、具体的にどういったことを明示すればいいのか? 7:発注事業者の禁止行為の内容は? 8:違反による罰則規定はあるのか? 9:フリーランスは発注事業者から違反行為を受けた場合、どうすればいいのか? 10:発注事業者は新法を順守するために、どういった体制整備が必要なのか? 1:フリーランス新法とは? 正式名称は「特定受託事業者に係

    フリーランス新法を分かりやすく 11月1日施行、知っておきたい10の疑問
  • ノーベル賞が見逃したAI研究者、甘利俊一氏「ヒントンはよく粘った」

    2024年のノーベル物理学賞は人工知能AI)研究者であるカナダ・トロント大学のジェフリー・ヒントン氏と米プリンストン大学のジョン・ホップフィールド氏に与えられた。しかしその陰で、「この人が受賞しないのはおかしい」と騒がれている人物がいる。東京大学名誉教授の甘利俊一氏だ。 甘利氏はヒントン氏やホップフィールド氏より10年以上早い1960~70年代からほぼ同内容の論文を書いていたが、当時はAIの「冬の時代」。注目されぬまま時がたち、後にヒントン氏らが甘利氏の研究をいわば「再発見」する形でAIを盛り上げ、現在の隆盛につなげた。ノーベル賞の授賞理由でも甘利氏は部分的に言及されているものの、来取り上げるべき重要な業績は見過ごされている。甘利氏に、ノーベル賞についての受け止めやAIの未来について聞いた。

    ノーベル賞が見逃したAI研究者、甘利俊一氏「ヒントンはよく粘った」
    shichimin
    shichimin 2024/10/23
    仙人の受け答えのようだ>"「甘利、お前はなぜ文句を言わないんだ!」とメールをよこしてきた。私はそんなはしたないことはできない(笑)""それでも粘っていたヒントンは偉いね。"
  • ノーベル賞ディートン教授「誰が米国の民主主義を壊したのか?」

    ノーベル賞ディートン教授「誰が米国の民主主義を壊したのか?」
  • 元チャットモンチー高橋氏「故郷をソーラー村にはしたくない」

    自然エネルギーを活用した太陽光発電と言えば聞こえはいい。そんな、SDGs味を感じるキーワード。だが誌が『新疆ウイグル自治区で強制労働の疑い 太陽光パネルに人権侵害の影』と報じたように、光を受けるパネルの裏側は、まだまだ課題が多い。それは、生産現場だけでなく、ソーラーを設置した里山の景観悪化や防災観点からの警鐘をはじめ、ネガティブなニュースもメディアをにぎわせている。 こうした地方の新たな課題となっている太陽光発電が、『その農地、私が買います 高橋さん家の次女の乱』で描かれている。書いたのはロックバンドとして人気の高いチャットモンチーの元メンバーである高橋久美子さんだ。愛媛県出身で現在東京と愛媛の2拠点で活動する高橋氏。廃業する農家が多い中で、流れに逆行し、ソーラーパネルを設置するぐらいならと畑を買って仲間と農業を始める。実際に農業を始めて分かった獣害の大変さ、農家を農地に縛る法律、そして

    元チャットモンチー高橋氏「故郷をソーラー村にはしたくない」
  • 岸田首相「分配重視」の険しき道 海外投資家も危ぶむ中間層没落

    米国の金利上昇や、原油価格の上昇に端を発する世界景気の後退懸念で投資家のリスク回避志向が強まったことなどが株価下落に関係している。だが5日の米国株はダウ工業株30種平均が300ドル超反発したにもかかわらず、6日の日経平均株価は続落だった。市場関係者の間では「日株が上がらないのは海外投資家が岸田新政権の経済政策を評価していない点も関係しているのでは」という声がささやかれ始めている。 岸田首相は、自民党総裁選時から「令和版所得倍増計画」「成長と分配の好循環」といったスローガンを掲げ、中間層も恩恵を受ける経済政策を目指すとしてきた。8日の所信表明演説でも、「分配なくして成長なし」との考えを改めて示した。 2013年以降、安倍晋三、菅義偉両政権が進めてきた「アベノミクス」は、経済成長が企業部門を中心に進めばその恩恵が自然と家計に及ぶトリクルダウンが起こると考えていた。だが結果的に企業業績は上がっ

    岸田首相「分配重視」の険しき道 海外投資家も危ぶむ中間層没落
    shichimin
    shichimin 2021/10/08
    だよね。ここに手を入れてほしいわ。>"社会保険料は所得税とは異なり貧しい人ほど生活費に占める割合が高く、負担感は強まる。金融所得税をいじるよりも社会保障制度の改革の方が重要"
  • バラマキより「あなたに給付金」 デジタル庁、所得データの壁破る

    バラマキより「あなたに給付金」 デジタル庁、所得データの壁破る
    shichimin
    shichimin 2021/10/08
    低所得の子育て世帯への「生活支援特別給付金」を受給者からの申請なしでプッシュ型で給付って知らんかった。もっとアピールしていいんじゃない?
  • 「無印良品」と二人三脚 レトルト食品をごちそうに

    にしき品は、格的な南インドカレーをレトルト商品としていち早く世に送り出した、現在のカレーブームの立役者の一人。場の味そのままに次々と新商品を開発し、多くのカレーマニアをうならせてきた。業界で一目置かれる、高付加価値のレトルト品メーカーだ。 小さな佃煮店から事業転換 家族経営の佃(つくだ)煮店だったにしき品を、年商約70億円の品メーカーに育てた菊池洋社長は、創業家出身でないばかりか、品とは一見縁のない、印刷会社の営業担当だった。 1973年に山形大学を卒業して都内の大手印刷会社に就職。当時はレトルト品が花盛りで、菊池社長は営業職としてレトルト包材から生産設備までを売り歩く日々を送っていた。営業先の一社が、自身の地元・宮城県のにしき品だった。生活の変化で佃煮の売り上げが落ち込む中、レトルト品に活路を求めて、社会人2年目だった菊池氏から殺菌装置などを購入した。 ただ、どんな

    「無印良品」と二人三脚 レトルト食品をごちそうに
  • 水道広げず、橋は壊す…トヨタ膝元でも進む「街を畳む」選択

    1956年の調査開始以来、初のマイナス──。日を代表する企業、トヨタ自動車が社を構える愛知県で、2020年10月1日時点の人口が前年比で1万2000人近く減った。県内では豊田市の減少人数が最も大きく、コロナ禍で製造業を支える外国人労働者の転入が減った。解雇などの憂き目に遭い、愛知を去った人もいる。 人口減や高齢化にコロナ禍という経済危機が加わると、あっという間に追い風は逆風へと変わる。私たちがいかにもろく、不安定な土俵の上に日々立っているかが分かる。 「派手な改革などいらない」 今連載「地方が壊れていく」を通じ、幾重にも重なった「想定外の危機」に直面し、立ちすくむ地方各地の姿を見てきた。だが決して万策尽きたわけではないし、誰も住まない、何も生み出さない街が相次ぐことを喜ぶ人などいないはずだ。政策研究大学院大学名誉教授の松谷明彦氏は「建物をたてることばかり追い、喜ぶ。そんな政策からの転換

    水道広げず、橋は壊す…トヨタ膝元でも進む「街を畳む」選択
  • 高齢化による分断の影響 「昭和の郊外団地」に分断される高齢者

    旭が丘団地は日住宅公団(現UR都市機構)が建設し、1967年から入居が始まった大型郊外団地だ。東西800m以上にわたり40以上の棟が並ぶ高度経済成長期の団地の典型で、カンヌ国際映画祭に出品された是枝裕和監督の映画「海よりもまだ深く」の舞台になったことでも知られる。 そんな旭が丘団地にC氏が入居したのは約45年前。「当時はみんな子育て世帯で、それはもうにぎやかだった」。しかし今、その面影はない。 取材班が現地を訪れたのは、8月も終わりを迎える日曜の午後。高齢化でいわゆる「昭和の郊外団地」が活気を失いつつあることは、かねて認識していたが、いざ足を運ぶと、団地全体がまるで眠っているかのような静けさだ。コロナ禍の影響もあるにせよ、人影は全くなく、セミの声だけが異常に響く。そんなとき、団地内の小さな広場に体を動かしに姿を見せたのがC氏だった。 団地の部屋からも出ない 団地の光景を一変させた原因は、

    高齢化による分断の影響 「昭和の郊外団地」に分断される高齢者
    shichimin
    shichimin 2020/10/05
    千里や多摩では20年以上前から指摘されてた問題のような。リノベで若い世帯がそれなり増えたなんて話もあったと記憶してるが、団地全体の話としては進展してないってことか。
  • 現金決済にこだわる「サイゼリヤ」、社長が真意を明かす

    現金決済にこだわる「サイゼリヤ」、社長が真意を明かす
  • “メーヴェ”が米国の「飛行機コミケ」に参戦!

    “メーヴェ”が米国の「飛行機コミケ」に参戦!
    shichimin
    shichimin 2019/07/19
    よい話だなぁ。
  • 誤解だらけの「韓国に対する輸出規制発動」

    「半導体素材の韓国への輸出規制」については誤解だらけ。写真は韓国半導体製造大手のSKハイニックス(写真:ロイター/アフロ) なぜ、相手が韓国になると日の報道は歪んでしまうのだろう。もっと冷静に事実を報道して欲しいものだ。 今回の「韓国に対する輸出規制」に関しては、メディアは『半導体材料を“事実上の禁輸”』『対韓輸出規制を発動』などと、勇ましく報道している。それと同時に、記事では、『自由貿易を掲げてきた日へ各国から批判が集まる懸念もある』『各国に恣意的なルール変更ともとられかねない』といった指摘もしている。 果たしてそうだろうか。 私は以前、経済産業省で貿易管理の責任者だった。その経験を踏まえれば、こうした誤解に基づく報道には首をかしげてしまう。こう指摘すると、経産省の代弁、もしくは擁護ととられるかもしれないが、それを恐れずに、正確な理解の一助になることを願ってあえてコメントしたい。 以

    誤解だらけの「韓国に対する輸出規制発動」
  • 子供の習い事にお金をかけるより大事なこと

    4月は習い事を始める子どもが多い時期です。小学校に入る前から、沢山の習い事をさせる親御さんたちは少なくありません。 自分の叶えられなかった願望を子どもに投影させて習い事をさせたり学校を決めたりする人々を見るたびに、「子どもは大人のおもちゃでもない」と私は思うのですが、そんな人は問題外だとしても、子どもの将来を真剣に考えて沢山の教育を提供しようとする、教育パパ・ママは後を絶ちません。 私は子育てをしたことはないものの、自身のNPO(特定非営利法人)を通じて子どもの養育の実状を見てきた経験を踏まえると、知能教育よりも「気質」を育てる養育のほうがはるかに重要なものであると考えていますので、稿ではその点について考えてみたいと思います。なお、ここでいう気質とは、行動特性といったものとして考えて頂ければとおもいます。 教育パパ・ママが生まれた背景 幼児期教育ブームの嚆矢となったのは、カーネギー財団に

    子供の習い事にお金をかけるより大事なこと
  • 「韓国には日本人の怒りが伝わっていない」女優の黒田福美氏

    日韓関係がかつてないほど冷え込んでいる。元徴用工訴訟で日の対韓世論は悪化し、韓国国会議長が天皇陛下に謝罪を求める発言をしたことで、関係修復の糸口が見えなくなっている。日経ビジネス、3月11日号特集「韓国 何が起きているのか」では政治から経済まで日韓をとりまく環境の変化を取り上げた。経済的な結びつきも大きい中、日韓国は良好な関係を取り戻せるのか。韓国通として知られ、長年の日韓友好の功績から、韓国政府から叙勲されたこともある女優の黒田福美氏に聞いた。 黒田福美(くろだ・ふくみ)氏 女優・エッセイスト 女優として活躍する傍ら、1980年代から韓国に往来するなど30年以上にわたって韓国との友好親善に努めてきた。2011年には韓国政府から「修交勲章興仁章」を叙勲。 黒田さんは日の著名人のなかでも有数の韓国通として知られています。現在の日韓関係の状況をどう見ていますか。 35年間にわたって韓国

    「韓国には日本人の怒りが伝わっていない」女優の黒田福美氏
  • 転職は怖い。ならば「複業」を試してみよう

    転職は怖い。ならば「複業」を試してみよう
    shichimin
    shichimin 2019/01/08
    "長続きするのは、自己実現であり、他者貢献になる「複業」です。単に時間を費やして副収入を得ようとするだけでは、本業がおろそかになる場合もあるので、そういう人には勧めないことも多いんです。"
  • 韓国はレミングの群れだ

    1961年の「5・16軍事革命」は朴槿恵前大統領の父・朴正煕少将(前列中央)らが主導した(写真:YONHAP NEWS/アフロ) 「クーデター前夜」を思い出す 鈴置:ソウルでこの記事を読んでくれている韓国の識者Aさんから、2018年末にメールを貰いました。文章を整えて引用します。 この国は激動の真っただ中です。朴槿恵(パク・クネ)女史は1年9カ月間牢屋に繋がれていますが、文在寅(ムン・ジェイン)大統領も遠からずして、その後を追うかもしれません。 ソウル都心は連日、文大統領退陣を叫ぶデモで交通はマヒ寸前です。保守団体は文在寅を金正恩(キム・ジョンウン)の手先と糾弾し、朴槿恵の弾劾無効と復権を叫んでいます。 文在寅支持だった民主労組など左派団体まで経済失政をとりあげ反政府の示威行動に走っています。 金正恩のソウル訪問を歓迎する集会を開く親北団体があり、これに負けじと保守団体も親米パフォーマンス

    韓国はレミングの群れだ
  • 「二期倶楽部」突然の幕引き、女性創業者の憤怒:日経ビジネスオンライン

    文化リゾートホテルの先駆けとして知られた「二期倶楽部」は昨年、約30年にわたる歴史に幕を下ろした。元親会社で学習塾運営の栄光との関係悪化が、施設の売却につながった。創業者の北山ひとみ氏は「自分の脇が甘かった」と自省しつつ、売却に至る経緯に疑問を投げかける。 (日経ビジネス2018年10月15日号より転載)

    「二期倶楽部」突然の幕引き、女性創業者の憤怒:日経ビジネスオンライン
  • ドラゴン桜「親は子より自分にかまけろ!」

    ドラゴン桜「親は子より自分にかまけろ!」
  • わが子を年収1000万円の“社畜”にするのか:日経ビジネスオンライン

    わが子を年収1000万円の“社畜”にするのか:日経ビジネスオンライン