米Microsoftは12月3日、かなり遅れていたWindows XPのService Pack(SP)3のリリース候補(RC)を、MSDN(Microsoft Developer Network)とTechNetの会員向けにリリースした。β版が約1万5000人のテスターに配布されてから約1カ月後のことだ。 顧客はまだVistaへの移行に熱心でなく、XP SP3への関心は高まっている。SP3には新機能という点ではほとんど追加はないが、2004年8月にSP2がリリースされた後にMicrosoftが公開した数百件のフィックスをまとめたもの、重要なセキュリティと安定性のフィックス、幾つかの新機能が搭載されている。 XP SP3(β版)ではSP2と比べてアプリケーションが10%高速だったとも報じられているが、これはSP3のベンチマーク測定やレビューのための試みではない。 β版とRCには本質的に、少