産経記者が夕刊フジでシンガポールは反日と言い出している。「【野口裕之の軍事情勢】中国の代弁者に堕ちたシンガポール」がそれだ。 なんにしても、「敵」への形容過多が気にかかる。 5月末の安保会議に集まった各国国防相らは中国の傲岸無礼に加え、ヘビならぬ龍に睨まれたカエルを絵に描いたごとき気概なき宰相の見苦しい姿を目の当たりにしたはず。シンガポールのリー・シェンロン(李顯龍)首相(63)は国際秩序をかき乱す中国を露骨に弁護し、国際法を守る日本を罵ったのだ。 http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20150628/frn1506281540007-n2.htm とある。「ヘビならぬ龍に睨まれたカエルを絵に描いたごとき気概なき」(野口)といった敵を罵倒する上での形容過多は独裁国の翼賛調を感じる。昔の北京放送や今の平壌放送くらいでしか思い当たるものでは