2019年03月30日 11:42 目指すところが違うから、こんなことになる Tweet 堺ビッグボーイズの阪長友仁コーチの講演は、取材を通して何度も聞いている。間口が広く、懐も深いので、いろいろな話を聞いたが、一番印象的なのはドミニカ共和国と、日本の指導者の考え方の違いだった。 ■ドミニカ共和国の指導者 野球少年たちを指導する大人の目標は「子供たちをMLBでプレーさせること」 そのために一番大事なことは「野球を好きにする」こと。野球が好きでなければ厳しい競争にも、過酷な練習や試合にも耐えることができないから。 選手が真の実力を発揮するのは「メジャー」だから、それまでに体に負荷をかけすぎるような練習はしないし、試合での酷使はしない。 プロの世界で勝ち抜くには自分で考え、自身を鍛える必要がある。だから指導者は教えすぎない。子どもが気づくまで辛抱強く待つ。 MLBに行けなくても、こういう指導を