「母子家庭」と野球 : 野球の記録で話したい

2019年02月16日 12:00 「母子家庭」と野球 Tweet 時代は変わったな、と痛感するのは、幼稚園や保育園での野球普及活動の取材をするときだ。園長先生に話を聞くと必ず「母子家庭の子も多い。そういう家のお母さんは忙しいし、野球なんて知らないから、子供も野球に触れる機会がない」という話が出る。今の日本社会は、結婚が減って、離婚が増えている。私たちが子供の頃は、婚姻件数は100万件を超えていた。離婚件数は10万件ちょっと。単純計算だが10組に1組が別れる程度だったが、最近は婚姻数は60万件ほど、離婚は20万件を超えている。3組に1組が別れる計算になる。 離婚が増えたことは、社会の変化の表れであり、良いことでも悪いことでもないが、日本社会は「家族」が基礎単位となっている。また女性に対するさまざまな差別が残っているため、母子家庭は、厳しい生活になっている場合が多い。 お母さんは家庭を維持す

[shidehira]

“「球数制限」もそうだが、野球界は「今」がどんな時代になっているのか、少しは勉強すべきだろう。”