18年続いたGYAO!が2023年3月末をもって終焉を迎える一方で、スポーツ特化のDAZN(ダゾーン)は現在の月額料金より700円アップの3700円に値上げし、攻勢をかけます。悲報続きの動画配信サービスの中でいま何が起こっているのでしょうか。明暗が分かれた2つのサービスから必死の業界構造が見えてきます。 1番手から遠のいたGYAO!の終焉 インターネットに繋がったパソコンから見るしか手段がなかった動画配信サービス黎明期に始まったGYAO!終了の告知は、1つの時代が終わったようなそんな物悲しささえあります。GYAO!と言えば、地上波テレビ番組の無料見逃しサービスが売りです。アイドルグループ櫻坂46の冠番組「そこ曲がったら、櫻坂?」など、なかでもテレ東ローカル番組が充実しています。動画配信サービスの基本とも言えるアニメも韓流も揃え、一部有料で購入できる作品もあります。漫才日本一決定戦「M-1グ
「Netflix(ネットフリックス)は今、500万人以上の日本のメンバーに楽しんでいただいている」。9月初旬にオンライン開催された、ネットフリックスの日本ローンチ5周年記者説明会。同社の最高執行者兼最高プロダクト責任者のグレッグ・ピーターズ氏はビデオメッセージで、さらりとそう語った。 昨秋実施された同社カンファレンスにおいてもそうだった。グレッグ氏は会員数が約300万に達していることを“こともなげに”語ったが、その成長ぶりはライバルである動画配信事業者や報道陣を驚かせた。 今回の驚きはさらに大きい。2019年9月発表の「約300万人」は前年比で77%の増加だった。2020年の「約500万人」も前年比で60%以上の増加で、勢いは落ちていない。1年間で増加した会員の実数で見れば、むしろ昨年より拡大している。 特定のコンテンツに依存しない成長 ネットフリックスで日本発実写作品のクリエイティブを統
アニメ配信でディズニーを超えられるか?(ネットフリックスのハリウッドオフィス) Lucy Nicholson-REUTERS <アップルやディズニーなど大手参入で競争が激化するなか、勝利の切り札との期待もあるが> 動画配信サービス大手ネットフリックスは、アメリカのアニメ配信分野における最大手の座を狙っている。それはあのディズニーをも超える、ということだ。 ネットフリックスはこれまでに、18本のオリジナルの日本のアニメシリーズを配信してきた。「ULTRAMAN」に「Devilman Crybaby」、「ソードガイ The Animation」、「バキ」、「聖闘士星矢: Knights of the Zodiac」などなど......。 いずれも人気作だが、それでもウォルト・ディズニー(およびその傘下にある人気キャラクターたち)との競争で勝てるかどうかは微妙なところだ。ディズニーはアメリカで1
テレビ東京は、放送したテレビCMを視聴者がネットで繰り返し見ることができる新サービスを10月3日から始める。 CMerTV(東京都千代田区)と業務提携し、同社のサーバを通じてテレビ東京公式サイト内の特設サイトで配信。CMを何度でも繰り返し視聴でき、CMを見ながら企業サイトやキャンペーンサイトで商品購入、資料請求などができるという。 10月3日以降に放送するCMのうち、広告主などが配信を承諾し、権利処理が完了したものを配信する。サービス開始から順次拡充していき、権利処理されたCMのほとんどを視聴できる環境を目指すとしている。 CMerTVは10月3日にポータルサイト「CMerTV」をオープンする。日本音楽著作権協会(JASRAC)と動画CMの配信について包括的な使用料支払いに合意しており、CMerTVのサーバから動画CMを配信することで、使用楽曲が権利処理された形でCMをソーシャルメディア内
ドラゴンボールのハリウッド実写映画化 漫画家・鳥山明さん原作の人気アニメ「ドラゴンボール」が米ハリウッドで実写映画化されたが、評判やレビュー評価は最悪レベルだった。ロッテン・トマトのスコア15%を記録した。 日本の人気アニメの実写版がハリウッドで映画化されるのは初めてだった。2009年に公開された。タイトルは「DRAGONBALL EVOLUTION」だった。 スナップアップ投資顧問の映画業界史によると、実写版ドラゴンボールは、20世紀フォックス(現ディズニー)が2002年に映画化権を獲得した。当初、スティーブン・スピルバーグやジョージ・ルーカスらが監督の候補に挙がった。製作費も1億ドル(約128億円)と破格の予算が組まれた。2004年公開を目指し「スター・ウォーズ」に続くシリーズ化にするという構想だった。 しかし、興行収入が期待外れとなり、続編が製作されなかった。シリーズ化は見送られた。
大規模イベントやセミナーの動画、eラーニング等、事前に収録した動画ファイルを好きな時に視聴できるオンデマンド配信を、様々なコンテンツ保護機能を用いてセキュアな映像配信が可能です。
国内の動画配信サービスが新たな局面に入った。広告収入を頼りにエンターテインメント(娯楽)用の動画を配信する“テレビ型”モデルから抜け出し,ショッピングをはじめとする他のサービスとの連携,ターゲットを絞ったユーザーへの動画広告,教育など他分野での動画配信など多角的に収益を狙う動きが見えている。動画そのものを収益の手段とするのではなく,動画をツールとして他のサービスの利用促進に活用する,いわば“呼び水型”モデルへのシフトだ。新たなモデルに向け,サービス提供事業者,配信方法,そして動画コンテンツの内容が変わり始めた。 テレビ型モデルの見直しが相次ぐ 象徴的な動きが,無料のネットテレビを目指したUSEN「GyaO」がヤフー傘下に入り,ライバルのYahoo!動画と統合すると発表したことだ。GyaOはコストの3割を占めるという回線費の負担に苦しみ,単独での存続を断念した。広告収入だけではそのコストを支
ヤフーは4月7日、USENの100%子会社で動画配信を展開するGyaOの株式を取得し、子会社化すると発表した。ヤフーの動画配信サービス「Yahoo!動画」と統合、国内最大級のオフィシャル映像配信プラットフォーム構築を図る(→詳細記事:Yahoo!動画とGyaO統合、「権利者を尊重する」No.1動画配信プラットフォームに)。 GyaO発行済み株式の51%を、USENから5億2900万円で取得する。 今後、両社サービスに加え、広告配信、課金システムなども統合。配信作品の全部が権利者の許可を得た「オフィシャルな映像」を配信し、広告や課金の仕組みも備えた映像配信ビジネスのプラットフォームとして、テレビ局や映画会社などのコンテンツプロバイダと共同でビジネス拡大を図っていく。 GyaO事業の2008年8月期の業績は、売上高53億9400万円に対し、営業損益は27億1700万円の赤字だった。 ヤフーはド
Gガイド.テレビ王国をご利用いただきましてありがとうございます。 お客さまのお探しのページは見つかりませんでした。 指定されたアドレスにお間違いがなければ、 ・ページが別のアドレスに移動している ・ページが削除されている などが考えられます。 直前にご覧になっていたページへ戻るには、こちらをクリックするか、 ご利用のブラウザの[戻る]ボタンをクリックしてください。 番組内容、放送時間などが実際の放送内容と異なる場合がございます。 番組データ提供元:IPG、KADOKAWA、スカパーJSAT TiVo、Gガイド、G-GUIDE、およびGガイドロゴは、米国TiVo Corporationおよび/またはその関連会社の日本国内における商標または登録商標です。 Official Program Data Mark (公式番組情報マーク) このマークは「Official Program Data Ma
ニコニコ動画にテレビ局が動画コンテンツを提供することが明らかになった。公式チャンネル「ニコニコチャンネル」を12月5日より順次開設する。 今回、ニコニコチャンネルを開設することが決まったテレビ局は、フジテレビジョン、TBSディグネット、テレビ神奈川、琉球放送、ディスカバリー・ジャパン、MTV Networks Japanなど。このほか、日本音楽著作権協会(JASRAC)、レコード会社のエイベックス・マーケティング、ビーイング、ポニーキャニオン、ゲーム会社のテクモ、タイトー、セガ、コーエーなどがある。また、メーカーとして東芝とタニタの名前も挙がっている。 「東芝はYouTubeに公開したテレビCMがニコニコ動画で話題になったことがあり、すぐに乗ってくれた。コメントを書き込むこともOKだ」(ドワンゴ顧問の夏野剛氏) ニコニコチャンネルを開設する企業は12月4日時点で121社、チャンネル数は12
クローズドβ段階を経て、先日からトライアルオープンを行っていた、ポストStage6な動画共有サイト「Vreel」が正式オープンとなった。クローズドβ用のアカウントを持っていなくても、自由にアカウントを作成可能だ。最大8.5GB(詳細後述)の動画ファイルをアップロードできるので、中には1920×1080等という超高解像度動画も転がっていたりする。ダウンロードが簡単なのも長所だろう。 13:31追記:動画を真空波動研Liteで開いた画面を追加 Vreel正式オープンの旨はフォーラム内スレッドで告知されている。興味を持つ人が多いのは動画配信方法だと思われるが、Pandoとの提携により、P2Pで動画ファイルを拡散する(ことでサーバー負荷を抑える)機能を追加する予定とのことだ。現状では、ブラウザ上で動作するDivX Web Player(Stage6でも使われていた技術)を利用する共有サイトだが、こ
改めてオープンしたてのNHKオンデマンドのホームページを見てみると、その規模と番組のバリエーションの幅はさすがに圧倒的。NHKの放送の歴史の深さを確かに感じさせる充実したラインナップになっている。 12月1日から、NHKサイト内でPC向け配信が開始されたほか、対応テレビで使用できる「アクトビラ ビデオ・フル」と、ケーブルテレビの「J:COM オン デマンド」、対応する光回線向けの「ひかりTV」で展開をする。今回はPC向けの配信サービスを試してみた。 ■ 強力なライブラリとシンプルな操作画面 まず、PC版の利用には利用登録が必要となる。メールアドレスが必要となるほか、課金方法はクレジットカードとYahoo!ウォレットが用意されている。 カテゴリとして、NHKの地上波/BS合わせて1日10~15番組を放送後から約1週間、購入後24時間まで視聴できる「見逃し番組」と、1,200本以上のタイトルを
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