労働者の2割は被害者 暴力や嫌がらせ、初の職場環境調査―ILO 2022年12月06日07時36分 国際労働機関(ILO)のトメイ事務局長補=2018年6月、ジュネーブ(EPA時事) 【ジュネーブAFP時事】国際労働機関(ILO)は5日、職場でのハラスメント(嫌がらせ)や暴力被害に関する初の調査結果を公表した。およそ5人に1人に当たる22.8%が「身体的」「精神的」「性的」のうち何らかの被害経験があると回答した。 日本にはびこるハラスメント、自覚なき加害と思い込みの結果【江上剛コラム】 性暴力や性的ハラスメントを受けた人は6.3%。女性は8.2%、男性は5%で、項目の中で男女の差が最も大きかった。ILOは女性が「特に危険にさらされている」と指摘した。 「精神的」な被害経験がある人は17.9%、「身体的」は8.5%だった。報告書は「職場での暴力やハラスメントは世界中に広まった現象だ」と分析し
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