現実逃避で、Martin FowlerのBlogを無断邦訳してみた...ちょっと古い記事だけど、その後画期的な生産性指標が発見されたとは聞いてないので、今でも使える話でしょ。 我々はソフトウェア開発プロセスだとか、設計プラクティスだとかの話題になるとついつい感情的な議論を始めちゃうけどさ。こういう議論の多くは実は結論を出せないんだな。なぜなら、我々がいるソフトウェア業界というのは、ソフトウェア開発の効率を測定するという極々基本的な要素を欠いているからなんだよね。 もちろんここでいう生産性とは、ある活動における入力と出力とを観測することで定まる「何か」だよ。つまり、ソフトウェアの生産性を測定するには、ソフトウェア開発における出力を測定する必要があるわけだ。生産性を測れないというのは、実はこの出力を測れないことに理由があるんだな。 測れない、というのは、みんなが試さない、ということじゃないよ。