アクロニス・ジャパンが2月15日に発表した「Acronis True Image 2017 New Generation」は、バックアップソフトに“ランサムウェア”(身代金要求型ウィルス)対策をはじめとしたデータ保護の機能を追加したものだ。バックアップソフトにセキュリティ機能を付けた点が特徴的だ。 ランサムウェアは実行すると、パソコンの内部のファイルを暗号化してしまったり、バックグラウンドで動作するアプリがユーザーの操作を邪魔する。その速度はほんの数ミリ秒(ms)で数千ものファイルを使えなくするほどだという。ユーザーが元のように自分のパソコンを使うためには、ビットコインなどで攻撃者に身代金を収める必要がある。 ランサムウェアは2016年、日本でも猛威を振るった。この現状を踏まえ、1年に1度のバージョンアップタイミングを敢えて前倒しして、新機能追加してきた点も興味深い。その機能はすでに紹介済