最近、さまざまな大学では、「就職」への対応を売り物にしているのだという。大学三年の秋から就職活動が始まるという日本の企業の「慣行」に合わせて、一年生の時からキャリア教育をするのだという。 このような風潮は、二重三重に間違っていて、最終的には日本の国益を損すると私は考える。 日本の大学が、日本の企業の予備校化するということは、日本の大学のガラパゴス化をますます加速化させる。現状でも、日本の大学は、日本で生まれ、日本語を母国語とする学生しかほとんど志望しない「日本でしか通用しない商品」となっている。日本の企業への就職の予備校となることは、つまりは、日本の大学が日本の企業に就職することに興味がある人以外には、進学することを検討するに価しない存在になることを意味する。 日本の大学で学ぶ学生たちにとっても、就職予備校化は長い目で見れば致命的な欠陥となりうる。なぜならば、大学で身につけるスキルが日本の
研究でも、起業でも、社内での新しいプロジェクトでも、新規サービスでも、 何か新しいことを始めようとすると、外野から何かとケチがついたりする。 例えば、私が例の修士論文を書き始めた頃は、MITの先生とかは面白いと肩押ししてくれたのだが、 中には「それ、何が新しいの?そんなの10年前から言われてるよ。やる意味あるの?」と言ってくる学生もいた。 ボストンのような学術の街でもこうなんだな、というのは少し驚きだった。 私が書いたのは、コンサルファームにいるとかで、業界全体を色んな角度から良く見ているひとなら、 一度は考えたことがあるかもしれない、良く見られる業界の現象だった。 しかし、現状ではその現象に名前も付いてないし、メカニズムもちゃんと解明されてないので、ちゃんと研究する意味があると私は思ったわけだ。 で、取り組んだ結果、その分野の最先端にいる何人かの先生に、これは面白いから、修論で終わらせず
仕事を効率的に進める上で、タスクを書き出し、都度チェックすることは基本中の基本。しかし、実はもうひとつ重要なポイントがあります。それは、どのようにタスクを書き出すか? という点。たとえば「プレゼン用の資料を作る」というタスクには、データや情報収集、分析、要点のまとめなど、様々なタスクが隠れているわけですが、これらをきちんと細分化して書き出しておかないと、思わぬ抜け漏れが発生したり、何から手をつけていいかわからず、放置したまま時間だけが過ぎてしまうことも...。そこでこちらでは、仕事を「手順化」するというテーマについて、採り上げてみましょう。 仕事の手順化とは、目標や成果の達成に必要なものを、すべて漏れなく明らかにし、やるべきこと、その順序、チェックポイントなどをまとめること。一見、手間がかかり「回り道」のように思えますが、一連のワークフローをこのようにまとめておくことは、実は効率的で確実な
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