4日、中国人民解放軍が軍事技術に関連する特許取得を重視し始めている。背景には世界の武器市場獲得を有利に進める狙いがあるという。写真は中国の国産戦闘機「殲(せん)―10」。 2011年5月4日、香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは、中国人民解放軍が軍事技術に関連する特許取得を重視し始めていると報じた。背景には世界の軍用品市場獲得を有利に進める狙いがあるという。7日付で環球時報が伝えた。 【その他の写真】 記事によると、中国政府は09年から国防に関する新たな知的財産権戦略を実施しており、15年までに国防関連の特許申請件数を年間1万件以上とする目標を掲げ、軍事技術の更なる進歩と特許の応用分野での発展を目指している。 3日、人民解放軍総装備部科学技術委員会の盧錫城(ルー・シーチョン)副主任の話を中国政府系メディアが伝えたところによると、過去2年間の同特許申請件数は、1985年から0