吉野家ホールディングス(HD)は10日、英北部スコットランドにラーメン店の1号店を2日に開いたと発表した。吉野家HDとして欧州への出店はこれが初めて。同社はラーメンを次の成長の柱と位置付ける。欧州や進出済みの東南アジアなどで出店を拡大し、2034年をめどに国内外でラーメン店を足元の約3倍の300店に増やす。ラーメン事業を手がける子会社のウィズリンク(広島市)を通じて、とんこつ鶏ガラしょうゆラー
名古屋鉄道は26日、国土交通相に対して鉄道運賃の改定を申請したと発表した。2024年3月の実施を予定し運賃を平均で10%引き上げる。新型コロナウイルス禍でテレワークが定着したことなどで、同社の鉄道利用はコロナ禍前の水準に達していない。値上げで年間71億円の増収を想定し、鉄道事業の収益回復と安全維持のための設備投資費用を確保する。消費税率の変更とは関係なく運賃改定を申請するのは1995年1月以来
福沢諭吉がデザインされた1万円札をはじめ、5千円、千円の各紙幣(日本銀行券)の製造が9月までに終了していたことがわかった。日銀関係者が明らかにした。渋沢栄一ら新デザインの紙幣の量産を始めており、2024年度上期をめどに新しい紙幣の発行を開始する予定だ。1万円札には福沢諭吉、5千円札は樋口一葉、千円札は野口英世の肖像画がデザインされている。財務省は19年4月にそれぞれ渋沢栄一、津田梅子、北里柴三
国土交通省は2021年度に在宅勤務用の自宅リフォーム費用の3分の1を補助する制度の創設をめざす。戸建てとマンションともに対象とし、100万円を補助の上限とする内容を検討している。増築や防音対策、間仕切り設置などを念頭に置く。新型コロナウイルスの感染拡大防止や働き方の多様化に応える。21年度予算の概算要求に関連経費を計上した。省エネルギーや耐震性能の向上に向けたリフォーム費用を補助する「長期優良
語学の勉強をしなくても世界の人々と意思疎通できる時代がやってきた。人工知能(AI)を用いた「ニューラル機械翻訳(NMT)」技術が猛烈な勢いで発展しているからだ。言葉の壁は大幅に低くなった。翻訳業界は再編が始まった。街中では自動翻訳機が急増中で、観光業界や店舗、運輸、病院などに普及し始めた。将来的には自動翻訳機が1人に1台、普及する可能性も出てきた。【次回記事】自動翻訳機、1人1台時代へ 観光・交通で活躍30年分の技術を一気に凌駕「翻訳業界全体が、雷に打たれたような衝撃を受けた。これは50年に一度の破壊的技術であると」──。自動翻訳サービスを手掛けるXtra(エクストラ、東京・千代田)社長でロゼッタ執行役員の古谷祐一氏は
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