2017年11月10日 9時15分 リンクをコピーする by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと 企業が儲けても、社員の給与を上げない理由を解説している 経営サイドから総額人件費管理を徹底するよう言われていると企業の担当者 企業として、内部留保をできるだけ残しておきたいという気持ちがあるそう 多くの企業が最高益を更新し、人手不足も深刻。となれば給与は上がるのが道理だが、一向にその気配はない。企業は儲けたお金を、まず株主に配り、残りは内部留保にしている。なぜ企業は社員に還元しないのか。その背景をジャーナリストの溝上憲文氏がリポートする――。 ■なぜ企業は儲かっているのに給与を上げないのか?企業の業績が急拡大している。 上場企業の今年度上期(4〜9月)決算では軒並み最高益を更新する企業が続出し、その多くは2018年3月期決算では過去最高水準の収益を達成する見込みだ。 一方、好業績を背景に