中学に入ってからしばらくたったころ、衝撃的なことが起きました。 それは、小学生の時に歌謡曲くらいしか聴いたことがなかった私が中学に入学し、何を思ったか吹奏楽部に入部したんですよ。! それの何が衝撃的かって? 実はね、吹奏楽部に入ったはいいけど音楽が苦手だったんで、楽譜が読めなかったんですね。 四分音符って何拍なのかさえわからない。 そんなヤカラが周りの迷惑も顧みず、衝撃的かつ衝動的に吹奏楽部に入部しちゃったんです。 そこから、吹奏楽曲はもちろん、クラシックなども聴きつつロックな世界に足を踏み入れていくことになるんですから、人生なんてどういう方向に向いていくのかなんてわかったもんじゃありませんね。 しかし、今思い返せば、先輩方も大変だったでしょうねぇ。 四分音符を知らないヤツが吹奏楽部に入ってきちゃって、「こいつは何をしたくてここに来たんだ?」くらいは思ってはずです。 こんなヤカラに音楽を1