2010年4月2日のブックマーク (3件)

  • ドキュメンタリーや報道の本質を感覚的につかみたいなら『FLAG』を見るのだ - 法華狼の日記

    近未来の架空地域を舞台としたロボットアニメなのだが、キャラクターからロボットのデザインまで、一般的な商業アニメから外れた内容になっている。バンダイチャンネルで1話無料配信中。 FLAG | バンダイチャンネル|初回おためし無料のアニメ配信サービス 戦場写真として示される静止画に、重く重なるモノローグ。壊れた構図をノイズが覆う。白洲次郎の名を託されたヒロインを、平和の目撃者として祭られる彼女を、師であるカメラマンが追う。 ロボット兵器に頭部はなく、兵士から顔という表情は奪われる。もはやそれは人の形を成していない。戦いのため人の補助を行っていたはずの機械が、奇形的な進化の果てに、たまさか人の姿に似た何かだ。 そして物語は様々な視点からの映像として提示される。架空の事実を描くために、時には不明瞭な映像や、被写体がレンズから消えた写真まで使用される。空白を積み重ねることで構築される、嘘の真実。 そ

    ドキュメンタリーや報道の本質を感覚的につかみたいなら『FLAG』を見るのだ - 法華狼の日記
  • 隠し撮りを批判してもドキュメンタリー映画『ザ・コーヴ』の評価は下がらないことと、イルカ肉の需要について - 法華狼の日記

    前回のおそらく『ザ・コーヴ』にドキュメンタリー映画としての問題はない - 法華狼の日記でも簡単に説明したが、いくつか補足しよう。 まず大前提として『ザ・コーヴ』は隠し撮りしたことを秘密にしているどころか、むしろ映画の核として前面に出していることは注意するべきだ。 これが仮に全て許可を取ったかのように称していたならば、隠し撮りという指摘は打撃を与えられるかもしれない。しかし、映画は隠し撮りしていたことを明かしており、その撮影にまつわるサスペンスが娯楽として評価すらされている。そして隠し撮りしていることが明らかな作品へドキュメンタリー賞が贈られた事実が示すように、ドキュメンタリーを知る相当数の人々が、『ザ・コーヴ』が選んだ撮影手法はドキュメンタリーの枠を超えていないと判断しているのだ。 つまり隠し撮りしたことを指摘するだけでは、現状より映画の評価を下げることには繋がらない。 次に、ドキュメンタ

    隠し撮りを批判してもドキュメンタリー映画『ザ・コーヴ』の評価は下がらないことと、イルカ肉の需要について - 法華狼の日記
    shin-ohara
    shin-ohara 2010/04/02
    効果的な非難のために悪いスジを事前に潰してるだけでこの映画を褒めたい訳でもなさそうだが。非難したいかのは知らんけど。
  • 日本の将来像が見えにくい一つの理由 - Willyの脳内日記

    城繫幸さんがブログで 「最悪期まであと2年! 次なる大恐慌」 というを紹介している。 私はこのを読んでいないので についてコメントすることはできないのだが 城氏によると内容は、 「生産年齢人口の割合が高くなっていく間(人口ボーナス期)に 工業化が進むと経済は急速に発展し、割合が減少に転じると 長期的な低迷に入るというもの」 らしい。 この意見は伝統的な生産関数によるアプローチで 一般的に考えれば妥当なものだろう。 しかし私は、こうした予測は現在の日の状況には 当てはまらないのではないかと思う。 日経済が20年にわたって低迷しているのは 新規産業が育っていないという構造的な問題に加え、 マクロ経済政策が適切でないこと、 すなわち財政悪化とゼロ金利を理由に 需給ギャップとデフレを放置していることが 一つの大きな理由だろう。 つまり、需要側が経済成長を阻害する大きな原因になっている。

    shin-ohara
    shin-ohara 2010/04/02
    >>日本の家計部門の貯蓄率は順調に低下しており、この仮説はどうもあまり当てはまらなそうだ:高齢者の消費を問題にするのだから世代別にソートしないと意味なくねえかなと。