7月5日の未明から夕方にかけて、北朝鮮のムスダンリ他から合計7発ものミサ イルが発射されたニュースは日本中のみならず世界中を震撼させました。 すでに、既報の通りですから、いまさら時系列で順を追って書く必要はないので すが、国連安保理では、日本の主導により批難決議案が提出されるだろうとする 一方で、安保理メンバーの中国、ロシアが制裁決議に否定的な態度をしめしてお るという状況です。 但し、ロシアは次回サミットの議長国という事でいわゆる国際的批難を避けるた めに、「棄権」にまわるどうろうという臆測が飛び交う中、中国が単独で常任理 事国である特権である「拒否権発動」を出すかどうかが争点になるという見方が なされています。 中国が単独で「拒否権」を発動する事で、逆に中国が国際的批難を買う恐れもあ る事から、意外と「棄権」に回るのではという楽観視もある程です。 しかし、中国の姿勢は、「刺激を与えるな