OASISは7日(米国時間)、OASISメンバーによって「Digital Signature Services (DSS) version 1.0」がOASIS Standardとして承認されたことを発表した。DSSはWebサービスやそのほかのアプリケーションで活用されるデジタルシグネチャを処理するXMLインターフェースを定義する規約。DSSに関連している団体は同標準を広く批准する段階にきたといえる。 DSSでは、シグネチャ/ベリフィケーションという2つのXMLベースリクエスト/レスポンスプロトコルを定義している。Webサービスやアプリケーションはこの規約にしたがって作成したXMLデータをサーバに送信し、サーバからデータを受信することでデジタルシグネチャ処理を行うことができる。DSSの策定には多くの企業やアソシエーションが参加している。デジタルシグネチャ規約として普及する可能性が高いとみて