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科学に関するshin1830のブックマーク (28)

  • 404 Blog Not Found:ニセ科学対策の決定版 - 書評 - 白い仮説 黒い仮説

    2008年02月21日18:00 カテゴリ書評/画評/品評SciTech ニセ科学対策の決定版 - 書評 - 白い仮説 黒い仮説 「起業のワナ」に引き続き、日実業出版社長谷川様より献御礼。 白い仮説 黒い仮説 竹内薫 こういうを待っていた! 「99.9%は仮説」の後継として、「ふつうの日人」が科学、そして仮説とどうつきあうべきかを説いたとして、書以上のものは読んだ事がない。 ただし、タイトルは孔明の罠。はまると嬉しい罠でもあるのだけど。 書「白い仮説 黒い仮説」は、今や日で最も有名な「科教者」となった著者が、レギュラー出演しているJ-WaveのJAM The Worldで取り上げた話題を、一冊のに仕立て直したもの。それがよかった。 目次 - 日実業出版社になかったので手書き プロローグ 現代日は「黒い仮説」が跋扈する時代 第一章 健康か不安か、それが問題だ 第二章

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  • 単純な方程式の複雑な生い立ち - 書評 - E=mc2 : 404 Blog Not Found

    2010年09月19日21:30 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 単純な方程式の複雑な生い立ち - 書評 - E=mc2 早川書房富川様より献御礼。 E=mc2 David Bodanis / 伊藤文英・ 高橋知子・ 吉田三知世訳 [原著:E=mc2] すでに相対論のであればその質量で時空が歪むほど出ているが、この発想はなかった。 方程式の理解ではなく、方程式そのものを主人公に見立て、その生い立ちを追うというこの発想は。 書「E=mc2」は、世界一有名なこの方程式そのものを理解するための一冊ではない。 目次 はじめに 第1部 誕生 1 一九〇五年、ベルン特許局 第2部 E=mc2の先祖 2 エネルギーのE 3 = (イコール) 4 質量(mass)のm 5 速度(celeritas)のc 6 2(二乗) 第3部 若かりし頃 7 アインシュタインとE=mc2 8 原子の内部へ

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  • 「科学者よ、責任を果たせ」 - 書評 - 大槻教授の最終抗議 : 404 Blog Not Found

    2008年12月05日10:00 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 「科学者よ、責任を果たせ」 - 書評 - 大槻教授の最終抗議 集英社新書編集部より献御礼。 大槻教授の最終抗議 大槻義彦 TVでは見えない(いや、下司なりに勘ぐると編集でカットされてしまった)大槻教授の姿に触れることが出来る良。著者を継ぐ人が是非出てほしい。 書「大槻教授の最終抗議」は、ご存知「火の玉教授」の「懺悔」。そこにいるのは舌鋒鋭くオカルトやえせ科学を糾弾する、「空気が読めないマッドサイエンティスト」ではなく、父の死を「虫のしらせ」で知り、「ひかりもの」を見て「出世できない」と言われて育った一人の弱い少年であり、そのエピソードを評判を気にしてなかなか口に出せなかった「一介の職業科学者」であり、そしてオウム事件までは利己的な動機でオカルトと戦うふりをしてきたと告白する一人のか弱い人間である。 目次 - A

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  • 『理系の子』 2012年No.1の第1候補登場!by 成毛眞 - HONZ

    早くも2012年のNo.1候補が登場した。サイエンス系のノンフィクションなのだが、読んでいる途中なんども目を拭ってしまった。サイエンスで泣けるとは夢にも思わなかった。登場人物は12人の高校生。彼らの純粋さと熱中して研究に打ち込む姿に胸を打たれる。子供扱いすることなく支えつづける周囲の大人たちに共感する。人間の持つ前に進むという力と、善意に感動してしまうのだ。 最初の数ページで膨大な取材のうえに書かれただということがすぐわかる。登場人物の子供のころのエピソードや、家族の事情などもじつに丹念にインタビューしているのだ。文章はスピード感にあふれ、平明に書かれており、中学生でも読めるに仕上がっている。書は、子供を独創あふれる人間に育てたいと思っている親と、少しでも科学に興味のある中高生に読んでほしいと思う。 インテル国際学生サイエンスフェア。毎年アメリカで開催される高校生の科学オリンピックだ

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  • おしらせ - HONZ代表・成毛眞と語る 誰でも分かる科学と本のこれから : 404 Blog Not Found

    2013年02月19日16:00 カテゴリAnnouncement弾 おしらせ - HONZ代表・成毛眞と語る 誰でも分かる科学とのこれから 「中卒」でもわかる科学入門 小飼弾 というわけで重版決定のニュースが入ったところで再告知。 物の科学者は、資質は問うても資格は問わない 四則演算と単位を正しく理解すれば、世界の科学者に質問をし、議論をすることが出来る。 3,11以後の失われた科学的信頼を背景に、現代の私たちに必要なサイエンスリテラシーのあり方を説く、逆転発想の科学入門! 『「中卒」でもわかる科学入門』"+-×÷"で科学のウソは見抜ける!(角川oneテーマ21) 今回は書の刊行を記念してHONZ編集長 成毛眞さんをお招きして"誰でも分かる科学とのこれから" をトークテーマにお話を伺います。 面白い 成毛眞 「中卒」でもわかる科学入門で私は「その一方で、私は自らが主催するbl

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  • 科究者と科教者 - 書評 - はじめよう!科学技術コミュニケーション : 404 Blog Not Found

    2008年02月06日04:15 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 科究者と科教者 - 書評 - はじめよう!科学技術コミュニケーション ナカニシヤ出版編集部米谷様より献御礼。と同時に書評が遅れたことをお詫び。 はじめよう!科学技術コミュニケーション 北海道大学科学技術コミュニケーター養成ユニット 家族を連れて行く場所として、ディズニーランドよりも葛西臨海水族園と日科学未来館がお気に入り(といっても、私が出不精の超夜型ということもあって、最近では私をおいてけぼりにして行くことも多いのだけど)の私には堪えられない一冊だった。 書、「はじめよう!科学技術コミュニケーション」は、CoSTEPこと北海道大学科学技術コミュニケーター養成ユニットが、その活動を一冊のにまとめたもの。科学のというよりコミュニケーションのである。数式も化学式も、式と名のつくものは一切出てこないので、「式」

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    shin1830
    shin1830 2013/02/06
    「科学は日常茶飯事がなぜ日常茶飯事に収まっているかを知る事でもある」・・・素晴らしい言葉
  • 404 Blog Not Found:オープンサイエンスはありえるか?

    2006年09月20日17:45 カテゴリ書評/画評/品評 オープンサイエンスはありえるか? 書を読んで真っ先に思ったのは、論文査読にも「群衆の叡智」は応用できないか、ということ。 論文捏造 村松秀 池田信夫 blog:論文捏造 要するに、学界では「捏造なんてやったら、キャリアは一生台なしになる」という長期的関係による規律が働いていると信じられていたのだ。しかし韓国のES細胞事件をはじめ、日でも旧石器時代の遺跡捏造事件や、理研、大阪大、東大などで論文データの捏造事件が続発している。これは科学者の世界でも、長期的関係による暗黙のガバナンスがきかなくなってきたことを意味するのかもしれない。 現在の論文の評価の仕組みとGoogleのPage Rankの仕組みは似ている。それも当たり前で、Page Rankの方が論文の評価システムをまねたのだ。しかし、一つ重要な点において異なっている。 論文の

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  • 紹介 - 「中卒」でもわかる科学入門 : 404 Blog Not Found

    2013年02月09日09:00 カテゴリ弾書評/画評/品評 紹介 - 「中卒」でもわかる科学入門 「中卒」でもわかる科学入門 小飼弾 久しぶりにを上梓しますのでおしらせを。 はじめに - はだかの私たち 「裸の王様」という童話は、現代では最も知られた物語の一つでしょう。書を手に取る読者のみなさんももちろんご存知かと思いますが、書にとってこれは格別な意味を持つ物語なので、Wikipediaからあらすじを引用します。 新しい服が大好きな王様の元に、二人組の詐欺師が布織職人という触れ込みでやって来る。彼らは何と、馬鹿や自分にふさわしくない仕事をしている者には見えない不思議な布地を織る事が出来るという。王様は大喜びで注文する。仕事場に出来栄えを見に行った時、目の前にあるはずの布地が王様の目には見えない。王様はうろたえるが、家来たちの手前、当の事は言えず、見えもしない布地を褒めるしかない

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  • 今、そこにある物理 - 書評 - 今この世界を生きているあなたのためのサイエンス : 404 Blog Not Found

    2010年09月05日18:00 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 今、そこにある物理 - 書評 - 今この世界を生きているあなたのためのサイエンス 楽工社杉並様より献御礼。 今この世界を生きているあなたのためのサイエンス Richard Muller / ,二階堂行彦訳 Physics for Future President 「今この世界を生きているあなたのためのサイエンス」邦題を見るといかにもポピュラーサイエンスので、それを期待して買うとかなり裏切られるだろう。書の原題は"Physics for Future President"。「(米国)大統領のための物理」だけあって不都合な物理的真実もたくさん載っている。 だからこそ、目をそらせない。 人倫には逆らえても、物理には逆らえないのだから。 書の「きなくささ」は、目次からだけでも伺い知る事ができる。 目次 Ⅰ巻 第一講

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  • ほんと馬鹿 - 書評 - 科学的とはどういう意味か : 404 Blog Not Found

    2011年07月20日13:15 カテゴリ書評/画評/品評SciTech ほんと馬鹿 - 書評 - 科学的とはどういう意味か 科学的とはどういう意味か 森博嗣 編集部より献御礼。 ここ数年、いや今世紀に入ってから、これほど「そうだそのとおり」とうなづきながら読み進んだ一冊は他にない。 なのに、どうして?いや、だからこそ! そんな馬鹿な。 語源通りの意味で。 書「科学的とはどういう意味か」は、以下の主張を新書一冊分かけて展開したもの。 P. 186 科学は発展しすぎた、科学が環境を破壊し、人間は当の幸せを見失っているという指摘はよく聞かれるところである。しかし、この場合の「科学」とは、そのまま「社会」や「経済」と言い換えてもほぼ同じ意味であり、単に風刺的姿勢で、警告を発している気になっているだけの物言いである。言葉は何とでもいえる。しかし、言葉では何一つ解決しない。 よくぞ言ってくださ

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  • 彼氏としての天才 - 書評 - 恋する天才科学者 : 404 Blog Not Found

    2007年12月29日16:00 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 彼氏としての天才 - 書評 - 恋する天才科学者 OBII 「突き抜けろ!限界論」、ド年末のドんづまりであるにも関わらず、大勢の方に来ていただいてありがとうございました。最高の「忘年会」でした。 恋する天才科学者 内田麻理香 その会場で、カソウケン(家庭科学総合研究所)の内田麻理香さんに直にいただいたのがこちら。 もちろんサイン入りだぞ、いーだろー という個人的な満足感はさておき、約束どおり24時間以内の書評。 この発想が、欲しかった。 書「恋する天才科学者」は、彼氏候補として歴代の天才科学者たちを見るとどうなるか、という一冊。これがありそうでなかった。書にとりあげられた科学者たちは、以下の男たち。 目次 まえがき アイザック・ニュートン - 女嫌いでケンカ好きの「政治屋」科学者 ハンフリー・デーヴィ - 異例の

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  • あるある大事典とプリンキピアの違いって何だ? : 404 Blog Not Found

    2007年01月24日06:00 カテゴリSciTechCode あるある大事典とプリンキピアの違いって何だ? 「プリンキピア」って聞いた事がない人は以下のリンクを参照。 自然哲学の数学的諸原理 - Wikipedia 『自然哲学の数学的諸原理』 (しぜんてつがくのすうがくてきしょげんり) は、アイザック・ニュートンの非常に有名な著書で、ラテン語の原題は "Philosophiae naturalis principia mathematica"。1687年刊行、全3巻。「プリンキピア」という略称でもよく知られている。 まあ世界で一番有名な科学者の、一番有名な著作物なのだけど、この中にも捏造があったことは「背信の科学者たち」でも指摘されている。 もちろん、データを捏造したからといって、それが間違いだとは限らない。 あるある大事典の「実験捏造」は「納豆ダイエットに効果がない」を意味しない [

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  • 腸から考える : 404 Blog Not Found

    2005年06月18日23:11 カテゴリPsychoengineering 腸から考える 脳の進化を考えるにあたっては、実は腸は欠かせない。そして腸に関しては、この人藤田恒夫が欠かせない。 腸は考える 藤田恒夫 この、岩波新書のマイベスト5に確実に入る。いや、もしかしてThe Bestかも知れない。 奥付によると、藤田先生は1929年の生まれとのことなので、今年76歳ということになる。しかし、現在もばりばりご活躍のようで、3年前にはこんなも出しておられるし、現在も「ミクロスコピア」の編集長をされている。 なんで脳の研究に腸が欠かせないかは、ぜひこのを手に取って確認していただきたい。「腸は考える」というのは言葉遊びではなく、実際にそうなのだということが納得できる。 書は、科学の啓蒙書という部分を全くおろそかにしていない。にも関わらず、それを取り巻く人間模様はそれ以上に面白い。「GE

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  • 書評 - 非対称の起源 : 404 Blog Not Found

    2006年11月17日17:15 カテゴリ書評/画評/品評 書評 - 非対称の起源 宇宙から利き手まで、世の中は「ちょっとだけ非対称」だ。 非対称の起源 C. McManus / 大貫昌子 [原著: Right Hand, Left Hand] 書「非対称の起源」は、そんな対称性の中の非対称を、左右だけではなく、なるべく多くの方向から考察した一冊である。 対称性の破れに関して考察したは、実は少なくない。ブルーバックスだけでも右利き・左利きの科学やはたして神は左利きか?があるし、非対称研究の第一人者である黒田玲子の生命世界の非対称性も大変な傑作だ。 しかしこれらは専門を絞った上でのそれぞれの領域における非対称性を考察したものであり、書ほど包括的かつ徹底的に非対称性そのものを考察したは今までなかったかもしれない。総花的になりがちなこのアプローチが破綻していない理由は、著者の恐るべき教養

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  • 科学の経済的価値 : 404 Blog Not Found

    2007年02月20日16:15 カテゴリSciTech 科学の経済的価値 同感。 赤の女王とお茶を - 「科学としての経済学」のトリセツ 問題なのは、経済学の議論になるとなぜかモデルと現実を一緒くたに語ろうとする人が多いということ。 というより、なぜ経済学好きたちは、経済学が「ためになる」ことにこれほど執着するのだろうか。 赤の女王とお茶を - 「科学としての経済学」のトリセツ そしてそういったモデルについて精緻化した後に、やっと現実世界への適用が始まる。 そして、実はそこまで行っている「学」、すなわち「foo科学」に対して「foo工学」まで持っている科学は実は一部。数学なんかその典型的な例だし、天文学もそう。物理だって、超ひも理論がいつ現実の役にたつかはわからない。どころかもう実験装置を作ることもままならない。 科学の大部分は、「いつかは役に立つかも知れない」けど、とりあえずは「面白い

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  • ペア書評 - 人とロボットの秘密 + 超接写・ロボットの「機構」 : 404 Blog Not Found

    2008年07月03日04:00 カテゴリ書評/画評/品評Psychoengineering ペア書評 - 人とロボットの秘密 + 超接写・ロボットの「機構」 まずはこちらから。MouRaの黒田様より献御礼。 人とロボットの秘密 堀田純司 読了して、はっと理解した。 なぜ、日はロボット、いやアンドロイド研究開発においてこれほど世界を先行しているのかが。 書「人とロボットの秘密」は、フリーランスライターである著者が、まさにフリーにフィクションのロボットとノンフィクションのロボットを行き来しながら、ロボットを通して人とは何かを考察する一冊。これぞフリーランスライターの面目躍如。専門家では、これほど自由に思考の羽を伸ばすのは難しい。たとえ羽があっても伸ばしていては専門がおろそかになってしまうのだから。 目次 - ロボットの王国|人とロボットの秘密より 序 自分と同じものをつくりたい業 第1

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  • 404 Blog Not Found:小人類をめぐる大騒動 - 書評 - ホモ・フロレシエンシス

    2008年06月24日18:00 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 小人類をめぐる大騒動 - 書評 - ホモ・フロレシエンシス 出版社より献御礼。書評がすっかり遅くなってしまった。 ホモ・フロレシエンシス(上下) Mike Morwood / Penny van Oosterzee 馬場悠男監/ 仲村明子訳 [原著:The Discovery of the Hobbit] 事実は小説より奇なり。そう。Lord of the Ringsより。 書「ホモ・フロレシエンシス」は、わずか1万2000年前までフローレス島で生きていた、小さな人類、Homo floresiensisの発見と、それが巻き起こした騒動にまつわる物語。 目次 - Booksデータベースより 上巻 プロローグ 第1章 フローレス島―足跡をたどって 第2章 聖なる洞窟の発掘物語 第3章 人類、アジアへ 第4章 姿をあら

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  • 地下資源から地上資源へ - 書評 - 科学と人間の不協和音 : 404 Blog Not Found

    2012年03月30日19:00 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 地下資源から地上資源へ - 書評 - 科学と人間の不協和音 編集部より献御礼。 科学と人間の不協和音 池内了 その時点でニコ生サイエンスの課題図書ということが決まっていたので、それまで書評を控えていたのだが、もっと早く書評しておけばよかったという気持ちも強い。幸いにして私が取り上げるまでもなく読まれているようで、池内ファンとしてはうれしい限りなのだけど。 書「科学と人間の不協和音」は、科学そのものに対して科学的な態度をとってきた、科学者として当然のはずが実は希有な科学者である著者による科学(者)批判。 著者の際立った特徴は、科学者という自らの職業をもその批判の対象としてることにある。このことは「疑似科学入門」のころから一貫しているが、東日大震災とそれによる福島第一原発の事故により、科学者批判は頂点に達したように

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  • 麻雀の科学 : 404 Blog Not Found

    2005年09月10日12:21 カテゴリMath 麻雀の科学 麻雀といえばこれ。 科学する麻雀 とつげき東北 たかが有限、されど有限-ごろーさんのコメント マージャンは面白いですよ。 人間のゲームであり、しかも運命に左右される。 自宅でやれば、テラ銭も不要だし。 麻雀は母に教わった。中坊のころには、学校には行かないのに、家に悪友をよんでやっていたりもしてたっけ。4人でやるゲームの中では一番好きである。かけてもかけなくても面白い。かのLarry Wallも家族麻雀をしているそうだ。 とはいえ、現在の麻雀は結構「非科学的」なところもある。その最もたるものが役と翻ハネであろう。確率から導きだせる手の作りやすさと翻ハネがずいぶんとかけ離れていたりもする。同じ役満でも、四暗刻と混老頭清老頭ではずいぶんと作りやすさが違う。 だから、そこに科学を持ち込むと、ある種の裁定取引が出来たりもする。書はまさ

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  • 代価の代価 - 「背信の科学者たち」の書評に代えて : 404 Blog Not Found

    2007年01月12日05:00 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 代価の代価 - 「背信の科学者たち」の書評に代えて 書の背表紙には、こうある。 背信の科学者たち W. Broad / N. Wade / 牧野賢治訳 [原著:Betrayers of the Truth] 科学者はなぜ不正行為を繰り返すのか? 書「背信の科学者たち」は、1983年刊行の"Betrayers of the Truth"の全訳を元に、ブルーバックスの収録にあたって一部を削った代わりに原著刊行以降の「ミスコンダクト」を追補したものである。目次を見ただけで、暗澹たる気分になるのではないだろうか。 目次 第1章 ひび割れた理想 第2章 歴史の中の虚偽 第3章 立身出世主義者の出現 第4章 追試の限界 第5章 エリートの力 第6章 自己欺瞞と盲信 第7章 論理の神話 第8章 師と弟子 第9章 圧力による後退

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