印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は1月15日、耐量子計算機暗号(PQC)と量子鍵配送(QKD)を組み合わせたシステムによるオンライン会議での暗号化通信の実証実験に成功したと発表した。将来の実用化を目指し、実証のさらなる拡大やユースケースの開発などを進めるとしている。 今回の取り組みは、実用化に向けた開発が進む量子コンピューターを用いて、RSA暗号や楕円(だえん)曲線暗号など既存の暗号アルゴリズムが将来容易に解読されてしまう懸念に備えるもの。同日の記者会見に登壇したイノベーションセンター IOWN推進室 第二チームリーダーの若林進氏は、NTTグループが推進する次世代光通信基盤「IOWN」において、機密性の高い情報やデータのセキ
