マサチューセッツ工科大学(MIT)の大学院生が2006年夏に、これまで何十年にもわたって人々を惹きつけてきたあるアイデアの実現に挑戦する。そのアイデアとは、空飛ぶ自動車だ。 「Lemelson-MIT Student Prize」という賞を受賞したCarl Dietrichと、MITの航空宇宙工学科の学生らがつくったTerrafugiaという新興企業が、「Transition Personal Air Vehicle」と彼らが呼んでいる、折りたたみ可能な翼のついたSUVを、2006年7月末にウィスコンシン州オシュコシュで開催予定の「EAA AirVenture Conference」で発表する計画を進めている。 この空飛ぶSUVは、100〜500マイル(約160〜800キロメートル)の飛行が可能となるように設計されている。このSUVは、乗員2人と荷物、それにプレミアム無鉛ガソリンを入れたタ
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