農業労働力の確保を低賃金季節雇用に頼らない方法があるのか、地域・環境の維持という広義の「農」の縛りを外すことは可能なのか、五十嵐先生とモリオカヒグマ先生の中身の濃いお話を纏めました。
日本農業新聞6月20日付で見て衝撃をうけた写真。「有機栽培」だから除草剤を使わないんだろうけれど、だからといってこれはねえよ、こんな非人間的な労働があっていいのかよ――と思った。 http://t.co/zXTsJgiI3v
Pumpkin Scissors(18) (KCデラックス 月刊少年マガジン) 作者: 岩永亮太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/06/17メディア: コミックこの商品を含むブログ (12件) を見るPumpkin Scissors:Power Snips(1) (KCデラックス 月刊少年マガジン) 作者: 皇月ノブ,岩永亮太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/06/17メディア: コミックこの商品を含むブログ (7件) を見る 外伝が単行本になるとは……。 構築主義の社会学―実在論争を超えて (SEKAISHISO SEMINAR) 作者: 平英美,中河伸俊出版社/メーカー: 世界思想社発売日: 2006/04メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (10件) を見る 教育用。もう大体「構築主義は実証研究のストラテジー」でFAだよね。広い宇宙で
20年くらい前に僕も青木昌彦氏の本を熟読していた。ご本人にもお会いしたことがあるのでその英知は十分に理解しているつもりである。ただ10数年前に経済時論を初めて、たとえば日本のサラリーマン論を書いたときに、青木氏の比較制度的な観点からの日本経済論がまったく僕には役に立たなかった。ひとつには、青木氏の視点には、「マクロ経済政策と制度との複雑な相互関係」というべき視点がごっそり抜け落ちていたからだ。 マクロ経済政策の失敗は、日本のサラリーマンというか雇用制度や経済制度にも大きな影響を与える、そしてサラリーマンたちの認識や生活様式の選択パターンにも変化を与える。この一方向の影響だけではなく、それがサラリーマン(だけでなく経済主体)の認識の在り方も変化させることで、雇用制度や経済制度そのものにもまた変化を与えていく。そういった「マクロ経済政策と制度との(主体の認識の変化を媒介とした)複雑な相互依存関
中野氏のこの本は出たときに一読したが正直通読がつらかった。ひとつには日本思想史研究としてはあまりに杜撰に思えた。現代の問題意識にひきつけて過去の思想の再解釈を行うことは、僕は好意的な立場に立つ。しかしそのためには過去の思想を正確にとらえ、また再解釈上、議論すべき論点にはしっかり取り組むということは絶対に必要だ。その意味で中野氏のこの本は通読に耐えないというのが僕の率直な感想であった。 ただネットでは匿名さんたちのレベルで、本書が日本思想史の正確な読解だとかする評価を目にすることもあり驚きを隠せない。おそらくそのような匿名さんたちは日本思想史の基礎的な勉強をしていないか、あるいは単に専門的訓練を経ていない独学者の陥穽に落ちているのかもしれない。 この小室先生の書評は、専門家がどのように中野本を評価するのか、それがはっつきりとわかる素晴らしい内容だ。小室先生の本書の評価はその書評の末尾に要約さ
上念さんの最新刊。上念流地政学が全開である。仮想敵国としての中国(本書では支那表記)の海外進出をどう防ぐか。そのキーはふたつ。ひとつは、中国を包囲する陸の諸国(ロシア、トルコ、ベトナム、インドなど)との政治的・経済的な連携を強めることである。そのため本書ではロシア、トルコ、ベトナム、インド各国の歴史、その経済の現状、日本との関係などが詳細に解説されている。特にトルコ、ベトナム経済については日本で気軽に読める経済論はあまりないのでいい要約だろう。 そして第二のキーは大胆な金融政策などのアベノミクス(ただし改善の余地が十分にあるもの)を通して、「根性主義」ではない、日本の経済の活力を十分に蓄えること、そして防衛力の強化(といってもこの20年があまりに抑圧的&非効率化してしまっていただけなのだが)を通して、日本の総合的な安全保障の実力をつけることが重要であるとしている。この経済力の成長とそれに見
通がみればなかなかない組み合せ三人による本格的宮崎論がぎっしりの展開。僕もメモをしばしばとりながら話してました。ご来場いただいた皆さんも宮崎駿の世界、そして杉田さんの著作の濃さを堪能していただいたのではないか、と思います。以下にライブの動画があります(将来の宮崎研究のアーカイブとしても重要だと思い直し、動画を配信しました)。 http://www.ustream.tv/recorded/49013248 宮崎駿論 神々と子どもたちの物語 (NHKブックス) 作者: 杉田俊介出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2014/04/19メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (9件) を見る
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Paul Krugman, “Deep Divisions Cloud Obama’s Legacy,” Krugman & Co., June 20, 2014. [“The Pundits and the President,” June 10, 2014; “We Will Be Welcomed As Liberators,” June 14, 2014.] 根深い政治分裂がオバマの業績を見えにくくしてる by ポール・クルーグマン Stephen Crowley/The New York Times Syndicate 中道派のオバマ叩きの季節がやってきたみたい.「大統領は無力だ」なんて話をきかされる.「大統領は党の足を引っ張ってる」と民主党員が不満をこぼしてるぞ,なんてメディアで伝えられたりしてる(けど,オフレコ発言ばかりだ). どんな客観的な基準で見ても,これはなんとも変な話
5月に予定されている欧州議会選挙で、多くの人が期待するとおりに極右政党が善戦した場合、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領以上に喜ぶ人間はいないだろう。ウクライナのロシア系住民をファシストやナチスから庇護していると主張するプーチン大統領に、欧州政治の非主流派から支持が集まっていることが興味深い。同大統領を支持するのは不気味な制服姿が印象的なハンガリーの極右政党「ヨッビク」のメンバーから、それよりは洗練された着こなしのフランスの極右政党「国民戦線」まで様々だ。 かつて、ロシアの友人といえば左翼だった。今でもギリシャなどには親ロシア派の共産主義者がいる。だが最近、ロシアの同志としていちばん目につくのはポピュリストの右翼だ。ウクライナ危機は、ロシアに対する彼らの共感を引き出した。クリミアでロシア編入の是非を問う国民投票が行われた際には様々な急進派が“オブザーバー”として招かれ、その感はますます強
ハーバードビジネススクール(HBS)のクレイトン・クリステンセン教授。オンライン講座事業は安くシンプルに、とにかく始めるべきと語る(Rick Friedman/The New York Times) 一流校を悩ませる教育のジレンマ 経営戦略を練るなら、ハーバードビジネススクール(HBS)ほどぴったりな場所はない。競争的優位、破壊的イノベーション、バリューチェーンなど、今や経営を語るとき欠かせない概念の多くがHBSの教授陣によって生み出されてきた。 だがそのHBS自身が今、重大な戦略的決断を迫られている(1924年にケースメソッドを採用したとき以来の激震ともいわれる)。しかもニティン・ノーリア学長にとって頭の痛いことに、その賛否をめぐって教授陣が真っ二つに割れている。 重大な戦略的決断とは、「HBSはオンライン教育事業に参入するべきか否か。参入するとしたらいつか」だ。 近年、大学がインターネ
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