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ブックマーク / politas.jp (8)

  • お祭りと運動会(岸政彦)|ポリタス 衆院選2017――それでも選ぶとしたら

    すこし前、北田暁大さんや稲葉振一郎さんたちと「リベラル懇話会」というものをつくり、数十人の研究者が集まって数週間でだだっと、反緊縮とリフレと再分配とマイノリティの権利擁護などを中心とした政策提言のようなものをつくって、(当時の)民主党の岡田代表のところに持っていった。1時間ぐらいだったか、こちら側からプレゼンして、質疑応答みたいになったときに、岡田さんはとにかく財源がないんだ、という話と、これを発表してほんとに支持率が上がるのか、という話をされていた。 私はなんとかわかってもらいたくて、いろいろ一生懸命しゃべったのだが、そのときに同席されていた辻元さんに向かって「福島先生! 福島先生!」と喋りかけてしまい、会合が終わってから 「辻元や!」 とお叱りを受けてしまった。こちらはもう大汗をかいてひたすら謝ったのだが(まわりのメンバーも石になっていた)、辻元さんは笑っておられて、さすがに面白い方や

    お祭りと運動会(岸政彦)|ポリタス 衆院選2017――それでも選ぶとしたら
    shinichiroinaba
    shinichiroinaba 2017/10/23
    “そのときに同席されていた辻元さんに向かって「福島先生! 福島先生!」と喋りかけてしまい、会合が終わってから 「辻元や!」 とお叱りを受けてしまった。”
  • ぼくは民進党に入れる(東浩紀)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか

    参院選で、だれに、あるいはどこに入れるか。いままでぼくはこういうとき、いつも言葉を濁してきた。そして棄権を匂わせてきた。だから今回も同じだろうと思うかもしれない。けれどもじつは今回は違う。ぼくは棄権はしない。白票も入れない。ぼくは民進党に入れる。選挙区も比例区も民進党に入れる。 なぜか。理由は消去法だが、はっきりしている。まずぼくは、数年で消える政党にはほとほとうんざりしている。ぼくは1971年生まれだ。1990年代に選挙権を手に入れたぼくの世代は、有権者になって以降、ずっと政界再編でずっと新党ブームを経験している。もういいかげんにしてくれという気持ちがある。だから、最低でも10年前から存在し、そして10年後にも残っているであろう政党に投票したいと思う。この時点で、自民党、公明党、共産党、そして(名前は変わってしまったが)民進党しか残らない。社民党は、あまりに党勢が衰えているので、申し訳な

    ぼくは民進党に入れる(東浩紀)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか
    shinichiroinaba
    shinichiroinaba 2016/07/08
    “今回共産党が共闘の中心になったことは、この国の政治文化を、一気に何年も、あるいは何十年も巻き戻してしまったのではないか。”
  • 参院選でどこに投票したらいいか迷う人へ(小熊英二)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか

    参院選で、どこに投票したらいいか迷う人へ。 いまの日は政党が多すぎて、どこに投票したらいいか迷うと思う。政党が二つで、政策の違いがはっきりしていればわかりやすいのだが、そうなっていない。 それでも今回の選挙は、比較的わかりやすくなった。政党が乱立しても、有権者が迷って投票率が下がるばかりで、いいことがないと政治家の方もわかったからだ。 今回は、「与党連合」と「野党連合」の二大陣営に分かれた。「与党連合」は自民党と公明党で、いま政権を担当している。「野党連合」は民進党と共産党が中心で、いま政権を批判している。ほかにも小さな政党がいろいろあり、それぞれがんばっているのだが、政党に詳しくない人は、とりあえず「二大陣営がある」とだけ覚えておけば間に合うと思う。 それでは、与党連合と野党連合は、どこが違うのか。 これは私の意見だが、経済や社会保障については、大きな違いは出しにくい。たしかに、各政党

    参院選でどこに投票したらいいか迷う人へ(小熊英二)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか
    shinichiroinaba
    shinichiroinaba 2016/07/04
    “経済や社会保障については、大きな違いは出しにくい。たしかに、各政党が掲げている政策は、それぞれ違う。しかし日本政府は、お金がない。だから、実際にできる政策の選択肢があまりない。”なんてバカなことを
  • 日本の「選択」はどうして「困難」なのか?(冷泉彰彦)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか

    選挙のたびに、日の「議会制民主主義」には「選択が難しい構造」があると思います。それは、外交・軍事政策の対立軸が、経済・財政政策の対立軸よりも前面に出てしまうという問題です。 特に今回の参院選では、民進、共産、社民、生活の4野党が部分的な選挙協力をしていることで、この問題が「見える形」になっています。ですが、これは今に始まったことではありません。 もちろん、外交・軍事という問題は重要です。ですが、前世紀の状況とは違って、個々の有権者にとって経済・財政政策の重要性は非常に高まっているわけです。 Photo by kevincure (CC BY 2.0) 現在の雇用に満足している人は少ないですし、引退世代は年金の先行きに不安を持ち、子育て世代は眼前の保育や教育費の問題だけでなく自分たちの子どもが大人になった時の日の産業や財政を心配する、その切迫感は大きなものがあります。 慢性的な「デフレ構

    日本の「選択」はどうして「困難」なのか?(冷泉彰彦)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか
  • 認識は常識から——最低限、母国語が通じる日本であってほしい(三浦俊彦)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ

    国家や民族の質はやはり言語でしょうね。たとえば日国に属して日文化を誇りに思うためには、日語が正しく機能していなければなりません。ところが、簡単な単語が組み合わさっただけで日語が俄然怪しく見えてきて、「俺は日を愛せるのか、愛するどころか恥ずべきではないのか」と自信が揺らいでくるのだから厄介です。 最近は「歴史認識」という言葉ですかね。「国や民族ごとに解釈の違いがあって当然」「正解は立場次第」みたいな一種ものわかりの良さが漂う言葉……。だいぶ前のことですみませんが、昭和天皇が「そういう文学方面はあまり研究もしていないのでよくわかりません」と宣ったシーンが思い起こされます。 あの頃はともかくとして昨今「歴史認識」と呼ばれる争点(?)のいくつかは、「認識」などと言い立てるまでもない「常識」でしょう。辞書を見ればすむレベル。難しそうな装いに値しないナマの事実。 たとえばアジア・太平洋戦争

    認識は常識から——最低限、母国語が通じる日本であってほしい(三浦俊彦)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ
    shinichiroinaba
    shinichiroinaba 2016/04/23
    “まるで抱き合わせ販売ですね、これじゃ台無しだ……。慰安婦について事実誤認を正すために、南京や真珠湾を正当化する必要ってありますか?”
  • 市場経済における原子力発電(八田達夫)|ポリタス 原発“新設”の是非

    東日大震災は、日の電力体制が深刻な問題を抱えていることを明らかにした。 第1に、電力に関しては、市場の需給調整機能が働いていないことが明白になった。震災直後に計画停電が行われ、その後現在まで、夏には各地で電力需給が逼迫する状況になった。これによって、日の電力体制には、需給逼迫時に需要を抑制する価格機能がないことが明らかになった。さらに、震災直後に、電力会社以外の発電所から大量に電力が供給されるということはなかった。そもそもネットワークの流れている電力のうち、電力会社以外が供給している電力は3.5%しかないからだ。 Photo by MIKI Yoshihito(CC BY 2.0) 第2に、原発の莫大な事故費用に対応する保険料相当の額を発電費用に加算すると、原発は他の電源に比べてかなり高いことが明らかになった。これまで安いと称して原発を使っていたのは、後の世代へ負担を先送りすることに

    市場経済における原子力発電(八田達夫)|ポリタス 原発“新設”の是非
  • 【総選挙2014】もう投票しなくていい(森達也)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来

    Photo by Yuliya Libkina(CC BY 2.0) もう投票しなくていい。僕はもうあきらめた。 仮にこれから多少は投票する人が増えたとしても、おそらく50%には届かない。つまり有権者の半分以下の意思で、これから4年間の政治体制が決まる。しかも予想では自民単独で300議席以上。315議席を上回るとの見方をした新聞もある。ならばあと2議席で衆院定数の3分の2。 つまりどう少なめに見積もっても、公明党を足せば与党が3分の2を占める。ならばこの4年で憲法を変えることが充分に可能になる。現状において参議院も公明党を足せば与党は過半数だ。仮に公明党が政権を離れたとしても、参院で否決された法案は衆院で再可決することが可能になる。 将棋でいえば詰み。チェスならチェックメイト。臨界は超えた つまり法案はさくさくとすべて通る。ねじれ解消良かったね。ならば二院制の意味は何だろうと思うけれど、も

    【総選挙2014】もう投票しなくていい(森達也)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
    shinichiroinaba
    shinichiroinaba 2014/12/14
    あんたにはがっかりだよ
  • 【総選挙2014】どうする!? 安倍総理の野望と景気対策(松尾匡)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来

    © iStock.com 「今のうち解散」説はなぜ間違いか 今回の衆議院解散について、野党やマスコミのみなさんから、こんなふうにその「当の」意図を解説する声が聞こえます。 「マイナス成長のGDP統計が出てアベノミクスの失敗が明らかになり、今後景気が悪くなるにつれて支持率が下がっていくと見込まれるので、まだ支持率が比較的高い今のうちに解散して、向こう4年間の任期を確保したのだ」 ――はたして当でしょうか。 私見では、この推測は間違いだと思います。理由は簡単明瞭です。 今回、安倍さんは2017年4月に消費税を10%に上げると確約しました。これは、いわゆる「景気条項」なしです。必ず上げると言うのです。 そうすると、2017年4月以降は、多かれ少なかれ景気は悪くなります。今後景気回復に成功しても、そこは避けられません。上のような推測をする人は、安倍さんの音では今後の景気の悪化が予想されている

    【総選挙2014】どうする!? 安倍総理の野望と景気対策(松尾匡)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
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