シリコンバレーに 自動運転専用ラボを開設 マウンテンビュー、サニーベール、パロアルト、クパチーノ、そしてサンノゼなど、米カリフォルア州サンフランシスコ南部・ベイエリアの一帯、ITベンチャーが集結するこの地域は「シリコンバレー」と呼ばれる。この名称に使われているシリコンは半導体の原料。その半導体ビジネスを牽引し、シリコンバレーの発展を下支えしてきたのがインテルである。 2017年5月、サンノゼのインテル社屋の一角に「オートノーマス・ドライビング・ガレージ・シリコンバレー」がオープンした。ガレージという建屋1階にシャッターがあり、その内部は作業用ピットとして活用できるレイアウトになっている。 同ガレージのオープニングセレモニーを兼ねて、インテルは地元アメリカの他、ヨーロッパ、中国、台湾、韓国、そして日本のメディアを招いて、オートノーマス・ドライビング・ワークショップを開催した。そこで感じたのは
米国 先進安全技術研究センター(CSRC)における自動運転やつながるクルマの技術に関する新しい研究計画、「CSRC ネクスト」の内容を発表 - 新時代のモビリティに安全に移行していくための研究を5年間・3500万ドルの規模で実施 - - CSRCは、2011年の設立以来、23の団体と44の研究プロジェクトを実施し、自動車の安全に貢献 - 2017年05月31日 トヨタ、米国 先進安全技術研究センター(CSRC)における自動運転や つながるクルマの技術に関する新しい研究計画、「CSRC ネクスト」の内容を発表 -新時代のモビリティに安全に移行していくための研究を5年間・3500万ドルの規模で実施- -CSRCは、2011年の設立以来、23の団体と44の研究プロジェクトを実施し、自動車の安全に貢献- トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、交通事故死傷者の低減を目指し、北米の大学や病院、研究機関
自動車の制御ネットワークを車載システムで監視、異常な通信を検知 “コネクテッドカー”など近年の自動車では、中央の電子制御ユニット(ヘッドユニット)とエンジンやハンドルなどの制御ユニット(ECU)、各個所のセンサーなどが互いに通信するための「コントローラーエリアネットワーク(CAN)」を備えている。 Anomaly Detection for Automotiveは、このCANを流れるパケットを監視、統計解析することで、異常な通信(アノーマリー)の発生を検知し、自動車へのサイバー攻撃を早期発見するソリューションだ。アノーマリーの判断基準となる正常状態(ベースライン)は、機械学習技術を用いて自動学習する仕組みのため、どの自動車メーカーのプロトコルにも適用できる。 正常状態の機械学習は、自動車メーカー側で行う。ある1つの車種に対して数時間程度、テスト走行や走行シミュレーションを行うことで学習が完
Linuxベースのコネクテッドカー向けオープンプラットフォームを開発しているAutomotive Grade Linux(AGL)プロジェクトは、車載インフォテインメント(IVI)プラットフォーム「AGL Unified Code Base(UCB) 2.0」を、7月12日(現地時間)に公開した。 「AGL Unified Code Base 2.0」は、ツール、メタデータ、ドキュメンテーションを完備した組み込みLinux開発環境であるYocto Projectをベースにしている。 おもな機能としては、後席ディスプレイとビデオ再生、オーディオルーティングとミキシング、アプリケーションフレームワーク、ConnManによるネットワーク管理、バス車両メッセージング、新しいビルド環境、新しいテスト基盤、新たなハードウェアサポートを備える。 Automotive Grade Linuxプロジェクトに
2015年の車載半導体市場は、NXP Semiconductorsが約42億米ドルの売上高でトップに立った。2014年まで首位を維持してきたルネサス エレクトロニクスは、3位となった。 Freescale買収で、トップに躍り出たNXP 2015年における車載用半導体市場の成長は、為替の変動によって、緩やかなものとなった。さらに、メーカーのM&Aにより、同市場の売上高ランキングは変動している。市場調査会社のIHS Technoogyが報告した。 IHSによれば、2015年の車載半導体市場の成長率は、前年比で0.2%だった。 売上高ランキングでは、118億米ドルでFreescale Semiconductorを買収したNXP Semiconductorsが首位に立った。NXPの車載用半導体の売上高は、前年比で124%増となり、約42億米ドルとなった。 IHSで車載半導体のアナリストを務めるAh
舞台は家電ショーから--CESから始まる自動車業界の年明け ここ数年、自動車業界の年明けはデトロイトからではなく、ラスベガスからになった。米国の自動車産業の中心地で1月に開催されるデトロイト・ショーは「自動車業界のニュー・イヤー・パーティ」と異名を取っていたが、その1週間前にスタートするCESにお株を奪われつつある。アメリカ車メーカーはもちろん、ドイツ車メーカーが出そろうようになり、自動運転やコネクティビティといった自動車業界で最も注目される分野の発表が相次いでいるからだ。 実際、2015年の自動車業界の事始めは、メルセデス・ベンツのディーター・ツェッチェCEOが、”CESの顔”とも言えるキーノートを行ったことだった。サムスンやインテルのトップが登壇するのと同じ檜舞台に立って、自動車の将来を見据えたコンセプトカー「F015」を発表した。従来、自動車メーカーのCESでの発表は、コネクティビテ
Appleが、車載向けなどのAR(拡張現実)技術を手掛けるドイツのMetaioを買収した。2014年3月に「CarPlay」を発表したAppleが、いよいよ車載市場に本格的に参入するのではないかとの臆測を呼んでいる。 Appleが、AR(拡張現実)のソフトウェアベンダーであるドイツのMetaioを買収した。この動きは、Appleが車載市場にいよいよ本格的に参入するのではないか、という臆測を呼んでいる。 AR技術をクルマに取り入れようという動きが高まっている*)。Metaioは、こうした動きを先導しているメーカーだ。 *)関連記事:自動車とARアイウェアの“相性”はいいのか? MINIの挑戦 2015年2月にドイツで開催された「Embedded World 2015」では、FPGAベンダーのXilinxが、カメラを用いたインドアナビゲーションシステムを披露した。ドライバーが大型駐車場を探すも
Androidと自動車の橋渡しを、NVIDIAがOAAで果たす役割:NVIDIA ADAS and Auto Partner Program シニアマネジャー Geoff Ballew氏(1/2 ページ) 2014年1月、自動車へのAndroidプラットフォームの統合を目指す業界団体「Open Automotive Alliance(OAA)」が発足した。OAAで唯一のプロセッサベンダーとして参加しているのがNVIDIAだ。同社のオートモーティブ関連事業でシニアマネジャーを務めるGeoff Ballew氏に、OAAでの活動や、1月に発表したばかりの最新モバイルプロセッサ「Tegra K1」について話を聞いた。 スマートフォンと自動車をつなげるシステムを開発する取り組みが加速している。Appleが2013年6月に発表した「iOS 7」に搭載された新機能「iOS in the Car」は、自動
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