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ブックマーク / jun-jun1965.hatenablog.com (2)

  • ベンヤミンなど - jun-jun1965の日記

    ベンヤミンの「複製技術時代の藝術」という評論は、なんでああ有名なのか。あれを読むと誰もが、ベンヤミンが「オーラが消えた」ことを肯定しているのか否定しているのか分からなくて悩むのだが、それ以前に、いったい当にオーラは消えたのか。カラヤンにせよグレン・グールドにせよ、別に複製技術でもオーラ、全然消えてないと思う。つまり、ベンヤミンは間違っていたことが既に証明されているのだ。それにしては誰もそれを言わないような気がするが、どこかで言われているのだろうか。 ベンヤミンって、なんか西洋の小林秀雄みたいだよね。

    ベンヤミンなど - jun-jun1965の日記
    shinimai
    shinimai 2007/08/01
    あれは実際にアウラなるものがあって消えたっていってるんじゃなくて、複製技術の誕生によって「アウラが消えた」という認識が誕生した結果、アウラという観念が成立するというパフォーマティヴな言説として読めよ。
  • 河野多恵子先生 - jun-jun1965の日記

    「文學界」の四月号に、河野多恵子と山田詠美の対談が載っている。河野先生が芥川賞の銓衡委員を降りるらしい。既に読売文学賞、谷崎賞は辞めていて、これですべて降りるということだ。谷崎崇拝者である河野先生がいなくなるのは、心細くもある。 冒頭、山田詠美が、女が銓衡委員になったのはとか、女はどうたらとか盛んに訊くのだが、河野先生は、そんなことはないねえ、みたいにサラサラかわして、遂に山田が「フェミニズムというものから、あらかじめ解放されていたということですね」とよく分からないまとめをする。まあ小説の世界では、実は女性差別というのはあまりないのである(生島治郎のように、小泉喜美子に執筆を禁じる、みたいなことは別として)。 そのあと、芥川賞はあくまで作品位で、この人はそろそろあげよう、みたいなことはしない、極めて公明正大であるという話になる。うーん、それにしては納得のいかない銓衡は多いのだが・・・。

    河野多恵子先生 - jun-jun1965の日記
    shinimai
    shinimai 2007/03/10
    リンクしているはてなの日記は大橋先生の日記なのか?よくわからん。愛煙家のH先生は確実にあの人だとわかるがw
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