マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究グループは、ビルのような建物を直接3Dプリンタで“印刷”可能なことを示すため、実際に建造物を“出力”できる巨大な3Dプリンタ「Digital Construction Platform(DCP)」を試作した。この技術が実用化されれば、ビル建築に必要な期間が短縮され、コストが削減され、柔軟性も高まるという。 DCPで作成可能なものは、建物を構成する壁などの基本的な構造。移動可能な本体にクレーン車のような長いロボットアームが取り付けてあり、その先端に設けられた小さいロボットアームがノズルからコンクリートや断熱材などを出して、建物の壁を下から形成していく。原理的には、一般的に使われる熱溶解積層法(FDMもしくはFFF)3Dプリンタと同じ仕組みだ。
ディー・エヌ・エー(DeNA)とヤマト運輸は2017年4月16日、消費者が指定した日時や場所に荷物を配達するオンデマンド型の宅配サービス「ロボネコヤマト」の実証実験を、神奈川県藤沢市で17日から約1年間実施すると発表した。当初は有人運転の実験用車両3台で始め、車両台数はニーズに応じて順次増やす。2018年をめどに一部の配送区間で自動運転車を導入する計画だ。 宅配業に従事する運転手は慢性的に不足している。消費者の生活サイクルの多様化に伴い配送可能な時間は広がったが、不在で再配達となるケースも増えている。両社は実験を通じてオンデマンドサービスの利便性を検証するとともに、運転手の負担軽減などの課題解消にもつなげる考えだ。 ロボネコヤマトのサービス内容は2種類ある。1つは、消費者が希望する日時と場所で荷物を受け取れる「ロボネコデリバリー」だ。スマートフォンから受け取り場所を指定し、日時を10分単位
ヤマト運輸とディー・エヌ・エー(DeNA)は4月16日、自動運転で荷物を届けることを見据えた「ロボネコヤマト」の実証実験を、4月17日から国家戦略特区である神奈川県藤沢市の一部エリアで開始することを発表した。深刻化するドライバー不足や再配達問題の解消を目指す。対象エリアは、藤沢市の鵠沼海岸1~7丁目、辻堂東海岸1~4丁目、本鵠沼1~5丁目で、約3万人(1万2000世帯)がサービスを利用できる。実施期間は4月17日から2018年3月31日まで。 実験では、車内に保管ボックスを設置した専用の電気自動車を3台使用し、ヤマト運輸の施設を利用する。将来的には完全自動運転を目指すが、今回の実験ではドライバーによる有人運転で荷物を届ける。ただし、顧客が自身で荷物を車両から取り出すことを想定していることから、ドライバーは荷物の受け渡しなどには関与しない。
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