同校では、2011年4月から、情報コミュニケーション学科を新設。ICTを最大限活用して問題解決能力を身に付けるとともに、高度情報社会の中で主体的に活躍できる生徒を育成する「10年先の未来型学習」を掲げているのが特徴だ。 「情報コミュニケーション科では、情報社会に生きる感覚を体感し、その効果と注意点を実践的に身に付けてほしいと考えている。また、生徒全員がiPad 2を購入し、専門教科のみならず、普通教科においてもICT機器を日常の道具として使用することを目指している」という。 iPad 2を導入した理由として、袖ヶ浦高等学校の永野直教諭は、「教育現場における従来のPC利用は、特別な教室で、特別な授業を行なうというものだった。ICTの使い方を学ぶのではなく、ICTを使いこなして学ぶ時代に合ったツールが必要だと考えた。ノートPCやネットブックを活用するという考え方もあったが、起動までに2分かかる