価格は2万7980円と、VR向けのモーション・トラッキングデバイスとしては安価を実現したこともあり、量産を手掛けるShiftallが2021年10月に発売すると、即日で完売。現在も会社に在庫は持っておらず、作った瞬間に出荷される。販売台数は22年2月時点で“数千台規模”という。 HaritoraXは海外からの注目度も高い。22年1月には世界最大の家電展示会「CES 2022」にて、「CES 2022 Innovation Award」を受賞しており、米国向けの初回出荷も即日完売となっている。 もはや、メタバースにどっぷり漬かるユーザーならおなじみの製品となったが、このデバイスは一人のソフトウェアエンジニアが自作した「Haritora」をベースとしている。同製品はパーツ集めから制作、梱包に至るまで全て手作りの“同人ハードウェア”として生まれたという。 今回、そのHaritora開発者であるi