なぜソニーが? 個人でも使えるようになった、睡眠時無呼吸症候群のリスク計測サービス「Sleep Doc」:小寺信良のIT大作戦(1/3 ページ) 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome:以下SAS)という疾患をご存じだろうか。これは睡眠中に呼吸が何度も止まるというもので、睡眠の質の低下はもちろん、日中に突然眠くなる、集中力が続かないなどのパフォーマンスの低下、さらには高血圧や糖尿病、脳卒中のリスクも増加する。 厄介なのは、ほとんどの人に自覚症状がないことだ。疾患自体は知っていても、寝ている間の事なので自分では気付けない。家族の指摘でようやく気付いても、なかなか病院に行くまでには至らない。潜在的には日本人のおよそ2200万人がこの疾患に該当する可能性があるといわれている。 50歳以上の男性約20%に症状があるというこの疾患、まずは自分にどれぐらいSASのリスクがあるのか