才能で自由に泳ぐプール制 「ハイ、○○広告社、第○クリエイティブ局、○○部、○○チームの三寺です」15年前、新人の僕が外線の応対をしていたときのセリフ。自分の名前を名乗るまでにいくつもの所属名や個人名が出てきました。この文句をスラスラと噛まずに発することが難しく、よく目の前の部長に「いま俺の名前抜けてたぞ!」と怒られていたのを思い出します。前社や国内大手の広告会社の組織では立場や役割がしっかりと細分化されており「個」の責任範囲も明白。縦の繋がりも濃く、上長、その上の上長との間において信頼関係が築かれています。 その点、ビーコンは組織として完成されていません。「自由」とも言えます。名刺にはクリエイティブやアカウントなどの所属だけが明記されており、その下の部や班などはありません。 「ハイ、ビーコンコミュニケーションズ、クリエイティブの三寺です」長い社名以外、実にシンプルです(笑)。 以前にも書