はじめまして、津田賀央(つだ・よしお)と申します。僕は2015年5月から八ヶ岳の麓にある長野県の富士見町に移住し、東京と長野の両方を拠点にコミュニティデザインに取り組んでいます。 東京の大手メーカーで企画職として週3日勤務しながら、残りは富士見町で役場と一緒に企業のテレワークや移住を促進する「富士見町テレワークタウン計画」の企画・実施を行っています。 現在は、富士見町に今年12月からプレオープンする集合オフィス/コワーキングスペース施設の完成と運営に向けた準備を進めています。 神奈川県出身の僕は、長野県には何の縁もゆかりもありませんでした。「ただ山が好きで、山のふもとで暮らしたい」。そんな価値観を抱いてやって来てしまった僕が富士見町と出会い、移住しようと思い立ったのは今から1年半前。なぜ移住しようと思ったのか? その経緯と個人的な思考の変化を、少しだけ説明させてください。 津田賀央(つだ・