2008年のサブプライムローン以降、頻繁に囁かれているのが、成長を前提とする現在の資本主義に対する疑問だ。そんな中で「鎌倉資本主義」を掲げる会社が、カヤックだ。 「面白法人」としてのゲーム事業やPR事業、「サイコロ給」や「いちゲー採用」などの人事制度の印象が強いカヤックが、新たな資本主義を標榜する狙いとは──。代表の柳澤大輔に聞いた。 岩佐:カヤックは「鎌倉資本主義」を掲げ、2018年2月にサイトをオープンしています。鎌倉という地域にフォーカスした活動では、鎌倉地域活性化プロジェクト「カマコン」をされていますね。まずは活動内容を教えてもらえますか。 柳澤:「鎌倉資本主義」は今年から発信を強化していくプロジェクトで、春には鎌倉で働く企業が共同で利用できる「まちの社員食堂」「まちの保育園 鎌倉」のオープンや、ものづくりに携わる人を増やすことを目的に子どもとクリエイターが一緒にものづくりをするワ
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