朝日新聞の調査は、こう言うが・・・ https://www.asahi.com/articles/DA3S13847156.html?iref=pc_ss_date 医学者池上直巳は、こんなふうに的確に描いている。「日本人は医療に対して非現実な期待を抱いている。小津安二郎の『東京物語』のシーン、医師が看護師を連れて往診し『ご臨終です』と集まった家族に告ぐのは全くの虚構。亡くなる時は基本的にひとりであることを受け入れる社会にする必要がある」と(池上直巳『日本の医療と介護 ―歴史と構造、そして改革の方向性』日本経済新聞社 2017年、181頁)。 これはそのとおりである。怪しげな家族団らん風景は、そういうときもあるということでしかない。「孤独」で「寂しい」は、何も悪いことではない。「淋しい」「悲しい」としたら、それはその人の内面が貧しいからである。内面貧しく、外面だけよくしている人は、温かい友
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