■読み継ぎたい名著と3テーマ別に 国立研究開発法人理化学研究所(理研)と、本の可能性を追求する編集工学研究所はこのほど、科学者の生き方・考え方や科学のおもしろさを伝える良書100冊を選び、発表した。 平成29年に実施した「科学道100冊」事業が好評だったのを受け、今回は時代を超えて読み継ぎたい名著を「科学道クラシックス」として50冊、テーマ本として「元素ハンター」「美しき数学」「科学する女性」の3テーマに沿った50冊を選んだ。テーマ本は、来年以降も旬の科学トピックからテーマを決めて毎年50冊選んでいく。 選書にあたって、理研の全職員から大人になる前に出合ってほしい科学に関連する本を募り、集まった300冊を理研の松本紘理事長ら選書会議委員10人で100冊に絞り込んだ。