カメキチの目 山 中 暦 日 無 し (さんちゅう れきじつ なし) 「唐詩選」より (中国・唐代の詩。正確には「禅語」とはいえないのかもしれないが、禅語の 本にあった) 「偶(たまたま)松樹の下(もと)に来たり 枕を高くして 石頭に眠る 山中 暦日無し 寒(かん)尽くれども 年を知らず」 『心が晴れる禅の言葉』赤根祥道・著より【引用】 地位があがるにつれて、…自動車の中で昼食をとり(ほど忙しくなる)… 人生の幸せがその中にあるとは、どうしても思えない。 ぶらりと旅に出て、老松の枝ぶりのよいのが見つかった。ここで一服しようと、横になる。そのうち、ぐっすりと眠ってしまった。今日が何日なのかもう忘れてしまった。寒さが消えたから春になったらしいが、一体、(自分が)何歳になったのかも忘れてしまった。… この言葉に触れてから10年あまりになる。 その前に障害者となり、「これからどうするか?」 「どう