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ブックマーク / science.srad.jp (6)

  • 睡眠不足がアルツハイマーの一因に? | スラド サイエンス

    アルツハイマー病の進行は「アミロイドベータ」というタンパク質が脳内に蓄積するのと関わりがあると考えられているが、睡眠不足によりこのタンパク質の蓄積が進行することが分かった(読売新聞、ブルームバーグ、家記事)。 ワシントン大学の研究チームが行ったマウスを使った実験では、脳内のアミロイドベータは起きているときに高い値を示し、睡眠時には減少することが分かったとのこと。さらにマウスを1日20時間起き続けさせる「睡眠不足」状態にすると、アミロイドベータの蓄積が進むことが明らかになったそうだ。また、不眠症治療薬を投与すると脳内のアミロイドベータの減少が認められたとのことで、睡眠不足はアルツハイマー病の一因であることが示唆されたという。 人間においては、青年期や中年期の睡眠不足とアルツハイマー病発症の関係性や、慢性的な睡眠障害のある人がアルツハイマー病を発症する確率などを今後研究していく必要があるとの

  • まいど1号、契約終了で資金難に。 | スラド サイエンス

    東大阪宇宙開発協同組合の雷観測衛星 「まいど1号」が、危機に直面している(読売新聞)。 原因は、管制業務を担ってきた宇宙航空研究開発機構との契約が5月末に切れたため。通常このような小型衛星は開発元が管制室を設けて管制を行うのが原則だが、東大阪宇宙開発協同組合は管制のための態勢を整えられず、また予算不足のため外部への委託のめども立っていないという。 現在は衛星を維持するための最低限の業務を宇宙機構が無償で続け、写真撮影などの活動はすでに中断している。しかしそれも3か月が限界で、新たな資金源が確保できないと、まいど1号は今秋にも、活用されないまま地球を回るだけになる恐れがあるという。

    shiwork
    shiwork 2009/06/29
    打ち上げた後に取り上げられる実態?なんだか残念でならない
  • 国際宇宙ステーションで蜘蛛が 1 匹行方不明 | スラド サイエンス

    実験のためスペースシャトル「エンデバー」に乗せられ、打ち上げられた 2 匹の蜘蛛のうち、1 匹が行方不明とのこと (家記事より) 。 科学教育プログラムの一環として、蜘蛛が宇宙で巣を張れるかを調べる実験が国際宇宙ステーションで行われる計画だった。蜘蛛は容器に入れられ、封印された状態で運ばれていたはずだが現在 1 匹しか見当たらず、もう 1 匹がどこにいってしまったかは見当がつかないとのこと。 この 2 匹、もしかして同じ容器に入れらていたのだろうか…… ? 家についているコメントによると、クモは基的に固形物をべる事ができないので、共いが発生したとしてもきれいさっぱり丸ごとべられることはありえず、外骨格なりい散らかしなりが残る模様。ということで SF 的解釈でもどうぞ。

  • 植物の茎からバイオディーゼル燃料によく似た炭化水素を作り出す菌が見つかる | スラド サイエンス

    ストーリー by hylom 2008年11月10日 12時31分 植物から直接燃料を作り出せるかも、 部門より 植物の茎などと言ったセルロースから、ディーゼル燃料に非常によく似た炭化水素混合物を作り出す菌がモンタナ州立大学のGary Strobel教授率いる研究チームによって発見された。この菌はパタゴニアの熱帯雨林の樹木に内生する菌で、論文がMicrobiologyで発表された(論文要旨、家記事より)。 バイオ燃料はサトウキビやトウモロコシの穂などを発酵・蒸留してエタノールを作り出すが、この方法では元の植物の大部分が無駄になってしまう。セルロースを原料として燃料を作り出せれば効率的かつ安価であるはずだが、生成過程で大きなエネルギーを要したり技術的に難しいとされてきた。 Strobel教授が発見した菌(Gliocladium roseum)は樹木の幹や草の葉、植物の茎などのセルロースに生

  • 人のES細胞から大脳組織を作製―自発的な神経活動も | スラド サイエンス

    理化学研究所が、ヒトES細胞から層構造を持った大脳皮質組織の産生に成功したそうです。ES細胞から大脳皮質組織を作ることができ、しかも実験ではマウスからマウスの大脳皮質組織を作るだけでなく、ヒトのES細胞からヒトの大脳皮質組織を作ることもできたそうです。 が、ここで重要だと思ったのは「神経活動を再現することに成功した」という点。読売新聞によれば"大脳皮質特有の電気信号を出すなど、神経活動も自発的に行うようになった。"ともう少し具体的に書かれています。 個人的に、SFで時々見かける「完璧に組み立てられているのに意識が点火せず、眠り続けるクローン脳」とか、「培養された生体脳に電子頭脳の補助脳がついており、人格を持って活動しているのは電子頭脳のAIであって、生体脳は演算と記憶に使われているだけ」というシチュエーションが大好きなのですが、意識というのは案外逞しく生まれてくるものなんでしょうか。 今回

  • 脳の伝達スピードのピークは39歳 | スラド サイエンス

    ストーリー by hylom 2008年10月29日 14時01分 「もう過ぎてしまった」と思うか、「まだまだやれる」と思うか、 部門より 私たちの脳の神経細胞の伝達が一番速いのは39歳だそうだ(UCLA Newsroom、家記事より)。 ニューロンの軸策の周りには髄鞘という脂質から成る層があり、絶縁体のような役目を果たすことで神経パルスの伝達効率を向上させている。神経細胞の髄鞘の破壊と修復は常に行われているが、年齢とともに修復が追いつかなくなることで、運動や認識機能が落ちてくるという研究がNeurobiology of Agingに発表された。 UCLAのGeorge Bartzokis教授の率いる研究チームは脳の伝達能力と髄鞘との関係を調べるため、23~80歳の男性72名に10秒間の間に人差し指の指先を叩くスピード(10秒間に何回叩けるか)を測定した。また、各被験者の前頭葉の神経細胞

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