タグ

ブックマーク / www.soccer-king.jp (12)

  • 【インタビュー】なぜ原口元気は走り切れるのか…躍進を支える“肉体改造プラン”とは | サッカーキング

    「この仕事量は捨てられない」と彼は言う。「仕事量」という独特の表現を聞いて、昨年11月のサウジアラビア戦が脳裏をかすめる。 原口元気(ヘルタ・ベルリン)が必死の形相でボールを追いかける姿に、埼玉スタジアムが沸いたのは前半40分のことだった。敵陣のペナルティエリア手前から相手のパス回しにらいつき、猛ダッシュで自陣まで戻る。奪ったボールを受けた清武弘嗣(セビージャ)がすぐに失うも、長谷部誠(フランクフルト)が素早くこぼれ球を拾う。そこから左サイドのスペースに出されたロングパスに反応したのは、またも原口だった。惜しくもパスはつながらなかったが、この“走り”は見ている者の心を打つだけの迫力があった。 2016年、原口は日本代表の舞台で強烈なインパクトを残した。ワールドカップ・アジア最終予選での4試合連続ゴールは日史上初。最終予選初戦でまさかの敗戦を喫し、窮地に立たされていたハリルジャパンの救世

    【インタビュー】なぜ原口元気は走り切れるのか…躍進を支える“肉体改造プラン”とは | サッカーキング
  • 【コラム】青森山田が示したストライカーの重要性…圧倒的な“決定力”の中で見えた意識改革とは | サッカーキング

    95回目の高校サッカー選手権は青森山田高校の優勝で幕を閉じた。その勝利が一人の選手によってもたらされたなんてことはもちろんないのだが、一つの重要な「勝因」を挙げることは可能だ。すなわち、「決定力」である。 大会を通じて青森山田が放ったシュートは合計35。そのうち20、実に57%超のシュートがゴールネットを揺らしている。日人の常識からすると、これは異常な数字と言うほかない。 日サッカーにおける一般常識をざっくり言うと、「シュートは外れて当然」のものだから、「より多く打ったほうが勝つ確率が高くなる」というものだと思う。このために、たくさんシュートチャンスを作るスタイルが「良いサッカー」だし、同時に「日人らしい」ものでもある。そういうイメージは一般のファンのみならず、現場の指導者からも感じられる。Jリーグのサポーターが「シュート打て!」とコールするのも、とりあえず打たないよりも打ってお

    【コラム】青森山田が示したストライカーの重要性…圧倒的な“決定力”の中で見えた意識改革とは | サッカーキング
  • 敵か?味方か? BリーグとJリーグの協調を考える | サッカーキング

    2016年9月22日、ついにBリーグが開幕した。 バスケットボールという競技を愛する者にとっては待ちに待った日であった。開幕戦のカードはアルバルク東京対琉球ゴールデンキングス。A東京が勝利した試合ではあったが、戦力的に劣る琉球の猛烈な追撃は、歴史的な一戦を目撃した者の記憶に深く刻みこまれたことだろう。 一方で、Jリーグクラブのサポーターでもあり、少しでもサッカーが日に根づくようにと祈っている身としては、もしかしたらBリーグは「敵」なのではないかという疑念もあった。 土日を中心に営業するスポーツ興行であり、お客さんや地域の支持を取り合う関係になると考えると「敵」ということになってしまうかもしれない。しかし、バスケかサッカーかいずれかを選ぶ必要はないのだ。そのため、双方とも楽しむことで、スポーツ観戦という文化がより厚みを増していくという効果も見込めるかもしれない。 どうなるかは始まってみない

    敵か?味方か? BリーグとJリーグの協調を考える | サッカーキング
  • 中村憲剛×又吉直樹『僕たち、ちゃんと考えてます。』第8回:やっぱりさんまさんはボランチ | サッカーキング

    二人の頭の中は、一体どうなっているのか? 二人が醸し出す独特の雰囲気、その化学反応を見てみたい。 そんな発想がきっかけで、 中村憲剛選手(川崎フロンターレ)と 又吉直樹さん(ピース)との対談が実現しました。 今回は『マエストロ×作家の“創造力”』というテーマをぶつけてみましたが、 会話が弾みすぎて、自由気ままな展開に。 ゆるい話から、深い話まで。 中村選手と又吉さん、二人のトークをお楽しみください。 全10回の連載です。 ああ。確かに又吉さんのスタイルは唯一無二ですからね。 すごい先輩はいっぱいいますよ。さんまさんもそうやし、ダウンタウンさんもそうやし。 24時間ずっとお笑いのことは考えてないですよね? いや、考えてるんじゃないですかね。 あ、考えてるんだ。 すごいっすよ。 「すごいっすよ」って(笑)。 さんまさんが、たまに若手をクラブに連れて行ってくれるんですけど、ずっと笑かしてるんです

    中村憲剛×又吉直樹『僕たち、ちゃんと考えてます。』第8回:やっぱりさんまさんはボランチ | サッカーキング
  • 中村憲剛×又吉直樹『僕たち、ちゃんと考えてます。』第7回:サッカーに絡めてくれるなあ。 | サッカーキング

    二人の頭の中は、一体どうなっているのか? 二人が醸し出す独特の雰囲気、その化学反応を見てみたい。 そんな発想がきっかけで、 中村憲剛選手(川崎フロンターレ)と 又吉直樹さん(ピース)との対談が実現しました。 今回は『マエストロ×作家の“創造力”』というテーマをぶつけてみましたが、 会話が弾みすぎて、自由気ままな展開に。 ゆるい話から、深い話まで。 中村選手と又吉さん、二人のトークをお楽しみください。 全10回の連載です。 一緒にいすぎる? 「俺が、俺が」タイプは芸人には多いから、それぞれがFWの動きをするみたいな(笑)。 全然お互いを見てない? パス出すほうがおらへんから、そもそもボールが回ってこないことは多いです。仲が悪いとかじゃなくて、僕らでもそうなりがちというか。綾部は意外と前線に張り続ける時があるので(苦笑)。だんだん歳を取って、30代になってからはお互いの意見を言うようになりまし

    中村憲剛×又吉直樹『僕たち、ちゃんと考えてます。』第7回:サッカーに絡めてくれるなあ。 | サッカーキング
  • 中村憲剛×又吉直樹『僕たち、ちゃんと考えてます。』第4回:ああ、なるほどなあ。 | サッカーキング

    さっきも言ったけど、反応がどうなるか分からない。だから、を読んだ時に、「すごい!」と思いましたもん。 いやいや。 初めて書いたんですか? あれだけ長い小説は初めて書きました。 すごく読みやすくて、1日で読み終わりましたもん。 ありがとうございます。僕、サッカーめちゃめちゃ好きやったんですけど、最初はプレースタイル的に何となくトップ下とかに入れられるんですよ。 何となくトップ下(笑)。 だけど、すぐに「お前めっちゃ自己中やな」ってなって、そこからサイドとかFWに変えらえる。高校選抜でも、最初は体が小さいし、イメージで真ん中のほうに入れられるんですけど、すぐに「お前は一番サイドで張っておいて、受けたら縦に一人で行け」と言われるんです。 ええ、そうなんですか? 勝手にボランチだと思っていたので意外です。ゴリゴリのサイドプレーヤーだったんですか?(笑) そうなんですよ(笑)。自分の高校ではサイド

    中村憲剛×又吉直樹『僕たち、ちゃんと考えてます。』第4回:ああ、なるほどなあ。 | サッカーキング
  • 中村憲剛×又吉直樹『僕たち、ちゃんと考えてます。』第3回:中村憲剛はさんまさん。 | サッカーキング

    日本代表 男子日本代表(SAMURAI BLUE)女子日本代表(なでしこジャパン) 国内サッカー Jリーグルヴァンカップ天皇杯WEリーグ 海外サッカー ★特集/EUROJAPAN CUP 2024海外人ニュースプレミアリーグ(イングランド)ラ・リーガ(スペイン)ブンデスリーガ(ドイツ)セリエA(イタリア)チャンピオンズリーグヨーロッパリーグ ACLほか アジアサッカーニュースアジアチャンピオンズリーグ★特集/AFC アジアカップ カタール 2023 高校・大学&ジュニア 大学サッカー高校サッカー中学サッカーチビリンピック

    中村憲剛×又吉直樹『僕たち、ちゃんと考えてます。』第3回:中村憲剛はさんまさん。 | サッカーキング
  • マーケティングのプロがグランパスを変革する/後編「自分の仕事は日本のサッカー界の閉塞感を打ち破ること」 | サッカーキング

    マーケティングのプロがグランパスを変革する/後編「自分の仕事は日サッカー界の閉塞感を打ち破ること」 2016.06.08 インタビュー・文=坂 聡 写真=三浦 誠 できれば、このインタビューはぜひ前編から読んでいただきたいと思う。そこでは、名古屋グランパスの取締役専務である中林尚夫さんが、トヨタ自動車で海外マーケティングに奮闘した話が語られている。彼が低迷するグランパスをどう変えようとしているのか、という題に入るのはこれからだ。 しかし、全体を通して読めば、前編で語られた部分、すなわち自動車のマーケティングで培った深い見識と経験こそが、グランパスが目指す「改革」の骨格だと分かるだろう。「地域密着」と言えば聞こえはいいが、「ホームタウンというのはつまりマーケットでしょう?」と中林専務は言う。サッカークラブはスポーツマーケティングカンパニーであり、何よりも自分たちの商品を知り、マーケッ

    マーケティングのプロがグランパスを変革する/後編「自分の仕事は日本のサッカー界の閉塞感を打ち破ること」 | サッカーキング
  • マーケティングのプロがグランパスを変革する/前編「三重苦の中で学んだ“志高く”という信念」 | サッカーキング

    インタビュー・文=坂 聡 写真=三浦 誠 「運動会とか水泳大会の前は、お腹が痛くなる小中学生だったんですよ」 そう言ってハハハと笑ってみせる。中林尚夫さんは面白い人だ。トヨタ自動車で海外マーケティングのプロとしてキャリアを積み、韓国トヨタCEOまで務めた。一方で、運動の経験はほとんどゼロ、「サッカーのサの字も知らなかった」という。その彼が今、名古屋グランパスの取締役専務として、クラブをゼロから変革しようとしている。 「変革」は一つのキーワードと言っていいだろう。クラブの規模で言えばJリーグ有数のビッグクラブにもかかわらず、グランパスはこの数年、順位表の中位をさまよい、観客動員でも伸び悩んできた。そんな状況を打破するために、2014年、中林専務はグランパスに赴任した。「変革」のスタートだった。 彼はグランパスの何を変えようとしているのか? そこに迫る前に、話題は多岐に及んだ。スマトラのト

    マーケティングのプロがグランパスを変革する/前編「三重苦の中で学んだ“志高く”という信念」 | サッカーキング
  • 小遣い月額10円の選手も…最貧国から世界一を狙うU-16マリ代表が日本サッカー界に与えた衝撃 | サッカーキング

    「心を掴まれてしまった」という言葉で形容したのはテレビ中継の解説者として来鳥していた元日本代表MFの水沼貴史氏。日も寄せ付けなかった3戦全勝という結果もさることながら、マリは「それだけではない何か」を確かに感じさせてくれることとなった。 第2戦でそのマリと対戦した日は「圧倒的な身体能力と迫力」(森山佳郎監督)で押しまくられて、1-2の逆転負け。だが、スコアよりもその内容が日の16歳に大きな衝撃を与えた。 沈黙を余儀なくされた攻撃陣では「あんなに何もできないなんて」とFW宮代大聖(川崎フロンターレU-18)が絶句し、「(U-17の)ワールドカップが来年で良かったと思うしかない」とFW久保建英(FC東京U-18)も脱帽するほかなかった。 守備陣もまた「ビルドアップしていても怖さを感じた」とGK谷晃生(ガンバ大阪ユース)が言い、「個の力の差。日国内の試合では絶対にないくらいフィジカルの差

    小遣い月額10円の選手も…最貧国から世界一を狙うU-16マリ代表が日本サッカー界に与えた衝撃 | サッカーキング
  • 佐藤寿人、クラブW杯3位の賞金は「サッカースタジアム建設に」 | サッカーキング

    サンフレッチェ広島は20日に行われたFIFAクラブワールドカップ2015の3位決定戦で広州恒大を2-1で下し、大会を3位で終えた。試合後、FW佐藤寿人が取材に応じている。 広島は開始3分にいきなり先制点を喫する苦しい展開となったが、70分に途中出場のドウグラスが同点ゴールを決めると、83分にドウグラスが逆転弾を挙げ、クラブW杯3位を掴みとった。 記者から“世界3位ですね”と問われた佐藤は「まあ、世界3位とは思わないですけど(苦笑)」と謙遜したが、「クラブW杯では前回の5位を上回ることができたし、何より今日はアジア王者に対してしっかり勝つことができた。ちょっと立ち上がりは褒められた感じではなくて、少なからず相手の圧力にビビっていた部分があったんで、そこはチームとして反省材料だと思う。そこから少しづつ自分たちの形にもっていけた中で、チャンスも多く作れましたし、勝利に値する内容だったと思います」

    佐藤寿人、クラブW杯3位の賞金は「サッカースタジアム建設に」 | サッカーキング
  • ダサくてもいい、鈍足でもいい!日本で一番点を取れる男・岡崎慎司のネガティブ思考とは | サッカーキング

    ダサくてもいい、鈍足でもいい!日で一番点を取れる男・岡崎慎司のネガティブ思考とは 2014.05.01 サッカー選手、それも日本代表クラスともなれば、多くの人にとってその思考法は自分の人生の参考にしたいはずだ。 例えばミランの田圭佑は、どんな逆境をもポジティブに変換し、あるいはあえて大きなことを公言して自分にプレッシャーをかける。長友佑都は常に明るく、ポジティブに努力を続ける。もちろん、当人たちの陰の苦労は計り知れないものがある。しかしそうした選手たちの成功例や、巷あふれる自己啓発からは、とにかくポジティブであること、大きな夢を持つこと、その夢からしっかり逆算していくこと、等々の素晴らしさが喧伝されている。 そんな中にあって、マインツの岡崎慎司が4月24日に上梓したばかりの著書『鈍足バンザイ!〜僕は足が遅かったからこそ、今がある。』(幻冬舎)は異質だ。サッカー選手として決して足が速く

    ダサくてもいい、鈍足でもいい!日本で一番点を取れる男・岡崎慎司のネガティブ思考とは | サッカーキング
  • 1