ブックマーク / tomohiro358.hatenablog.com (473)

  • ポジティブ思考とメタ認知 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    ポジティブがいい?? 私達は「ネガティブよりポジティブの方がいい」となんとなくわかっています 「何かあった時、うじうじ考えてるより明るく前に進む方がいい」 「会社が悪い!政府が悪い!社会が悪い!など周りのせいにせず、自分で考えて動いた方がいい」 という姿勢は極めて正しいのはわかります 私の同期が「世の中は前向きにとらえた方がいいとはわかっているが、後ろ向きにしかとらえられない」とよく口にしていました 南米やアフリカの人はセロトニンが多く楽観的で、欧米人も楽観的な人が多いが、東アジアは7割がセロトニンが少ない人々で不安症といいます たしかにまだマスクを取らない人の方が多いです 東アジアでも日人は8割以上の人がセロトニンがSS型と少ない不安症だらけの国です 自殺者が多いのはマイナスですが、作る製品が壊れにくく、接客をすれば『おもてなし』などと世界に評価されています 「クレームが来たらどうしよ

    ポジティブ思考とメタ認知 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 変化の加速した時代に適したZ世代 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    気が付けば消滅している 「ググるって言葉、もうすぐ使わなくなりますね」 チャットGPT4.0の登場をみた新入社員に言われました 3.5から4.0・・・レベルの違いも驚きですが、なによりその進化スピードの早さに脅威をおぼえます 「金曜ロードショーって映画の番組ですか?昔は映画の番組が週3であったんですね?」 言われてみればありました・・・でもツタヤなどの登場で「いつでも好きな時に見たい映画を見れる」レンタルCDが全国にできて消滅してしまいました そのツタヤも、ネットフリックスやAmazonプライムというゲームチェンジャーが出て来て縮小傾向です ついでにアマゾンなどのインターネット販売は全国の書店も大きく減らしました インターネットの普及は新聞も大きく減らします 出版業界も打撃を受けてます 昔は、新聞・テレビ・出版業界は就活生から超人気の花形産業でした 気が付けば花だった業界も傾斜産業になって

    変化の加速した時代に適したZ世代 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 家柄重視から学歴重視・・次に来るのは・・ - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    社会変化と人の価値 動物の群れでは1番強い動物がリーダーになります 人間社会も大昔は『腕力』が一番強いものがトップになっていたと思いますが、中世当たりの成熟した社会では『家柄』が重視されるようになります 家柄により進学できる学校や結婚相手が違ってくる時代がかなり長く続きます ロミオとジュリエットの世界ですね さらに社会の成熟が進み民主主義になってくると『学歴』が人の価値の中心になってきます 会社の募集要項が「高卒以上」と決められていれば、面接官が「良い人物だ」と感じてもはじかれてしまいます 民主主義は社会主義と違い非常に時間のかかるシステムで、昭和の時代では「女は短大でいい」「早慶になど行かずに女子大にしろ」などと言う親が結構いて、頭がかなりいいのにSランクの大学には行けない女性もいました とはいえ、家柄など関係なく結婚出来て、どこの家の生まれでも東大を目指して官僚にもなれるという社会は非

    家柄重視から学歴重視・・次に来るのは・・ - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • スーパーエイジャーを目指せ - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    同じ年齢でもだいぶ違う 私の母親はよく老後に備えて「貯金と貯筋をしておけ」と言っていました お金以上に筋肉が衰えた老後は辛い・・・と自覚したんでしょう これを主張する人は多く、特に足の3種類の筋肉と腹筋はマストのようです 会社でも60代の人にGWの予定を聞くと「家にずっといる」という人と「山登りに天体観測!毎日やりたいことがたくさんある!」というアクティブな人も多いです 好奇心の旺盛さと脳の老化は明らかに関係がありそうです 寿命は延び続けると思いますが、30歳から脳の萎縮が始まるのは変わりません 100年となれば『人生後半の脳の機能のレベル』は非常に問題になってきます 知り合いに革製品の職人の90代のおばあさんがいます 全て自分でデザインから製作まで行っています デザインからですから脳は0から1を生み出す『ゼロイチ脳』でAIにはない機能です 街を歩いて新しいデザインのヒントを見つけることが

    スーパーエイジャーを目指せ - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 口は1つ耳は2つ 私達は喋りすぎ - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    カウンセリングのスキルをもっと身近に 社会人としてキャリアを積み重ねていくと『発信力』は磨かれていきます 朝礼をやる立場になったり、チームのリーダーでミーティングをする立場になったり、プレゼンをしたり、苦境でも何かしらの方針を出さなければならなかったり、発信力は人を引っ張る意味でも重要です 新任支店長研修でコーチングと心理カウンセリングの実践ロープレをしましたが「コーチングは役立つよね」「カウンセリングの共感と傾聴はしんどいな」という声が圧倒的に多かったです 発信脳は鍛えられているが、受信脳は鍛えられてないということのようです 勝手に「個人的に心理カウンセリングは向いてないな」などと思っていましたが、向いている向いてないでなく管理職には絶対必要なスキルと気づかなかったようです それでもインストラクター室の方が「人の話を聞く能力に長け、意見しやすく相談しやすい支店長の支店は定着率もよく、人も

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  • 老いても子に従わない - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    気が付けばシニアばかりの会社に 日経済の冷え込みが格化しだした2000年、一緒に支店長になった同期のKがいます その年に新任で支店長になったのは私とKの二人だけで、新たに支店が増えたわけではなく、2名の支店長が降職になったからという寒い理由です 私は24年勤めて転職しましたが、その3年後にKも営業サポート室室長として移ってきました 私も5年前に地元に戻り、Kも「親が高齢になった」という同じ理由で地元東北の新卒入社で働いていた時の会社の後輩の社長に引っ張られ最後の職に就きます 同じようなサイクルで動いている元同期です そんなKが「久しぶりに会おう」と言ってきましたので、東京へ出向きます Kの会社の社長も同席していました 私がその社長の元採用担当者だったので久しぶりの再開です 首都圏に多く進出して支店も20に迫るほどの急成長をしています 「新卒の採用に手を貸していただけないでしょうか?」と

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  • 人間関係のストレスを軽くする - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    10人いたら1人は嫌ってくる ストレスの多くは人間関係から生じるものが多いようです まったくストレスを感じない他者もいますが、大いにストレスを感じる他者もいます ユダヤの教えで『2:7:1の法則』というものがあります 10人いたら 1人は自分のことをとにかく嫌ってくる、否定してくる、妨害してくる 2人は好意的に接してくる 7人は良くも悪くもない 全員と仲良くなるのは無理なので、嫌ってくる人を遠ざけ、好意を持つ2人との関係性を深めましょう という教えです 「誰とでも仲良くやらなければならない」と考えている人は人間関係のストレスが強く 「距離を置く人、距離を縮める人を決めている」人はストレスが少ないと言います 一般的に「人の好き嫌いはよくない」「誰とでも上手くやっていける人は素晴らしい」と言われますが、ストレスの観点で見るとそうでもなさそうです 10人いれば1人は「害」 学校でも会社組織でも基

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  • 確かに変化は苦痛だ - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    臨界期を過ぎると変化を嫌う 脳生理学では『臨界期』と言う言葉をよく使うそうです 『正しい時期に刺激を受けなければ正常な機能が発達しない』 その時期を指して臨界期と言うようです たとえば、の子供に生まれてすぐ目隠しをする そのまま45日間、光の刺激を与えない 視覚系の神経細胞は未発達のままになる ついには、永久にものが見えなくなる この45日間が子の目の臨界期ということです 一定の時間を過ぎると変化しなくなるということです 仕事でも臨界期はあります 例えば保険の世界では新商品が出ても1カ月たっても契約されないと、皆 積極的に提案しなくなり敬遠されるようになるそうです 「保険の世界では新商品の臨界期は1ヵ月」と聞いたことがあります 散らかした部屋も1ヵ月半放置すると、見慣れてしまい掃除がかなり億劫になるそうです 「思ったが吉日」とはよく言ったもので「先送りにするはやらないと一緒」なのだとつ

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  • 『自己責任』という呪縛 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    最近頻繁に聞くようになっいた「自己責任」 株をやっている同僚が「もう年金がいくらに減額されても大丈夫!ETF(株)だけで生きていける」と言っていました いわゆる4%ルールで十分な額に達したのだと思います 「人口の多い団塊ジュニアが高齢者になる頃は少子化とデットクロスして、年金なんてどのくらい減額されるかわかったもんじゃない」と人は予測しています 20代の貯蓄額には大差がなく全員が少ないです これが50代になると貯蓄額にかなりに格差が生じてます 子供の教育費の有無・節約の意識の差・収入の差などで何十年の間にかなりの開きがでてきます 『富(お金)は知のないところから知のある方へ流れていく』 は経済学の時間に教わりましたが、知がないと搾取されるばかりです 搾取とは税金だけではなく、広告・CMなどで誘導されて消費してしまうものや、不安をあおられて必要もない保険に入ってしまうなど様々です 高額の老

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  • 上のふり見て我がふり直せ - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    新入社員は人間観察を良くしよう 4月で社会人になった方は、必死に研修にらいついている状態だと思います 新卒採用は企業にとっては「高い買い物」であり「企業の将来を決めるもの」でもあり、研修は長くなりがちです 「この仕事は一人前になるまでにかなりの年月がかかりそうだ!道は長い」と感じる人もいると思いますが、簡単に身につく仕事は機械に代替えされたり、賃金が上がりにくかったりします 某大手ファーストフードチェーンでは「6時間で全ての仕事を身につけさせ一人前にできる」と述べてますが、それだけ簡単な仕事だということです 研修では『知識・やり方・考え方』を主に教わると思いますが、現場に出たら人間観察を良くして人間という動物の社会性を良く知ることが大切です 会社組織は様々な人間を観察できる野生の王国なのです 様々な人を観て人間学を極めれば「頭がいいから優秀ではない」「真面目だから役に立つわけではない」と

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  • 組織を腐敗させるマニュアルがあった - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    今川義元と徳川家康 徳川家康が今川義元の人質だった頃、家康の才覚を見抜いた義元は家臣たちに家康を「いましめろ!」と命令を出します 幼少期につぶしておけという魂胆です 「いましめろ!」と言われた部下たちは家康に厳しくあたります 数年後それを知った義元は「ばか者!いましめろとは徹底的に甘やかして堕落させることだ!」と怒ります 人は育った環境によって有能にも無能にもなります 過剰に厳しくされた家康は我慢強さを身につけ、部下想いで思慮深い人間になり、逆に息子の今川氏真はその逆の人間になっていきます 環境によって人が変わるのであれば『環境=組織構造』は非常に重要です 腐敗した組織では人は育たず、やがて組織自体没落していきます 人間は陰の要素も陽の要素も持っており「2人いれば対立が起こり、3人いれば派閥を生む可能性がある」などと言いますが、いい組織を創りたいのは上から下まで全員の望むことです 組織を弱

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  • 生活の中にある光と闇 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    生活には光と闇がある 『母という呪縛・娘という牢獄 』という齊藤 彩さん著のがあります 受験をめぐる娘による母親殺害の事件の記録です 娘のあかりさんは幼少期から学業優秀で中高一貫の進学校に通っていたが、母・妙子さんに超難関の国立大医学部への進学を強要され、なんと9年にわたって浪人生活を送っていますから、10代で大学受験を始めた娘さんは30代手前になっています 9浪って、どのくらいの苦労なのか想像もつきません 現実の自分の偏差値は58(国立大の偏差値は同じ数字でも私立よりだいぶ高いです) 実際の国立大医学部の偏差値は68 この差の10をお仕置きだと棒で叩かれたと言います 20代中盤まで風呂にも一緒に入るほど濃密な関係だった母娘ですが、あまりの母の厳しさが娘に殺害を決断させるに至ります 母を殺した娘はツイッターに「モンスターを倒した!これで一安心だ!」とツイートしています 当然誰も気が付きま

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  • 人事や親が知るべき若者の就職観 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    昭和の就職観は風化していく ここ10年ほど新入社員と話していると「就職観が年々変化しているな」ということに気づかされます 特に親との就職観の違いです これから日を支えるZ世代の親は、その多くがバブル経済崩壊後の日を支えたX世代です Z世代が腹に堕ちない親の言葉で 「企業に就職したら定年まで勤めあげなければならない」という終身雇用の概念です 「もしミスマッチで自分と相性の悪い会社に入ってしまったら・・・」 「これだけ変化の激しい世の中で、その会社自体存在の必要が無くなったら・・・」 「その産業自体衰退しはじめたら・・・」 「最後まで縛られるって奴隷的思考じゃないか!」 終身雇用を強く打ち出している企業に対しては 「万年人手不足ではないのか?人が定着しないのではないか?」と勘繰ったりします 人それぞれですが「3回~5回は転職することになりそうだ」ということはよくわかっています 内定を出した

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  • 狩猟民族型優位の時代 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    狩猟民族と農耕民族 人類史を600万年と考えた時、そのほとんどが狩猟採集生活です 定住生活でなく、農耕も牧畜もなく、獲物をとって、べられる植物を採って、その日べられるだけべる生活です 現在、キャンプが人気ですが、その時代の遺伝子がまだ残っているのかもしれません 600万年狩猟採集生活を続け、最後の1万年で農耕と牧畜が始まったとされています 農耕、牧畜生活は人類の歴史上600分の1ということになります 5000年ぐらい前に古代エジプト文明やメソポタミア文明などが始まります 産業革命などは最後の100年~150年ぐらいです なぜ農耕生活を始めたかと言えば ・安定した料が得られる ・定住できる ・穀物は保存がきく など料の安定と定住により人口も増えていきます ただ、狩猟生活時代は強い民族が攻めて来たら逃げて場所を変えればよかったのですが、定住生活だとそうはいかず防衛力が必要になります

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  • 陽方向にばかり着目し陰方向は見たがらない - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    東洋哲学は素晴らしい 私がよく使う言葉に道教思想からくる『一極二元論』があります 『一極二元論』とは「ひとつの極は陰陽二方向に進む」という考えです 人類は「飢えのない社会」の仕組みを創り続け「病気の治療法」に取り組み続けました 健康・長寿という陽方向にひたすら邁進するのが人間です 結果、長寿社会からくる年金・医療・介護などの問題が発生してきます 陽方向に進んだ分、陰方向にも進んでいるのですが、懸命に治療法に挑んでいる時には「この病気が治せるようになると長寿になり年金が破綻しかねない」とは考えません この陰陽のバランスをとるのが政(まつりごと)=政治 と言われ、私たち庶民が考えない陰方向の分析・対策をしっかりしてくれる政を司る賢い人たちになります 日は飲業への参入障壁が低く、結果「種類が多い」「美味しい」「安い」文化を築きましたが、太りすぎにも悩まされています 美味しいものをべたい

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  • 頭でなく心で考える - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    共感能力が未熟 若いうちは暗記力などの学習能力は高いですが、共感能力が未熟で人の気持ちに対する理解力が脆弱です 子供でも人の気持ちがよくわかる子供もいますが、いじめ問題のように「人の心の痛み」より「楽しさや快感」の方が勝ってしまいます 昔の先生は問答無用に生徒を押さえつけることができましたが「今の先生はそんなことできない」ということも子供たちは知っています 特に男子は共感力が未熟なまま身体は大人並みになってきますから中高生辺りは非常に危険な時期といえますので、個人的には日の少年法はぬるすぎると思います 年齢を重ねると共感力が磨かれてきますので、人の気持ちがよくわかるようになります 「親はまだ若いのでつい子供の気持ちも考えず強くあたってしまう」 「祖父母は気持ちがよくわかるようになっているので孫にも温かい言葉で接することができる」 よく見る光景です 年齢を重ねるごとに共感力=人の気持ちの理

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  • 光ある所に影があり - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    この世は陰と陽で出来ている 東洋には古来より『陰陽説』という思想があります どこの地域のどの民族が言い出したのかさえ定かでない非常に古い思想です 冬の寒さがあるから春の暖かさを感じることができ、夏の暑さを感じたから秋の涼しさを感じることができます 暗いがあるから明るいがある 重いがあるから軽いがある 広いがあるから狭いがある 大きいがあるから小さいがある そして陰と陽でこの世は出来ているとも言えます 陰陽説は全ての事象はそれだけが単独で存在するのではなく「陰」と「陽」という相反する形で存在し、それぞれが消長をくりかえすという思想です 光と影 天と地 善と悪 吉と凶 動と静 男と女 昼と夜 雨季と乾季 など数えきれないほどあります 辛い思いをしたからこそ、いつもは当たり前と思っていた日常に幸福を感じたりします 『辛』に一つ加えれば『幸』となるように、「辛い」があるからこそ「幸せ」があります

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  • ミドル・シニアこそリスキリング - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    なぜリスキリングが大切なのか 世の中では「リスキリング=学び直し」が叫ばれています なぜ リスキリングが必要なのかと言えば 「変化する社会で今後必要なスキルや技術を学ぶ」ことで、必要のなくなりつつある仕事から、新たに必要になる仕事へ移るためです 長らく続いた終身雇用により、すっかり飼いならされてしまった日の従業員には、この変化は少々きついかもしれないと感じることが最近多々あります 特にX世代はバブル経済崩壊後の日で懸命に戦い、これまで多くの実績を積み、多くのことを学んできましたので「リセットしろというのか!」「過去の実績は無になるのか」という捉え方をする人もいますが、そうではありません 変化の激しい新しい時代において「過去の経験の蓄積」だけで適応するのは困難です 年齢を重ねるほど自身の「過去の経験」や「知識の蓄積」に固執し「変化への対応」が苦手になっていきのはわかります 終身雇用という

    ミドル・シニアこそリスキリング - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 思考は偏りやすい - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    なぜか極端な思想が注目される 「少子高齢化で日は滅ぶ」 「政治が無能で日は終わる」 「いずれ中国の属国になる」 「温暖化で異常気象となり世界は滅ぶ」 なぜか極端な思想が注目を集めます 有名大学の教授という肩書があるにもかかわらず「老人は集団自決すべきだ」と発言し、マスコミも取り上げたりします ちょっと頭が弱くて、社会に恨みを持った人の言葉ではありません 難関大学で頭脳明晰な学生に教えている大学教授の言葉です 周りにも「日の今の政治家は無能だから年金は破綻する!」という人がいますが「その対策は何をしてるの?」と聞くと、何もしていません 「人生100年になる」「定年後は働きたくない」「年金はなくなる」と言ってるわりに全く対策はないようです iDeCoNISA、YouTubeや不動産投資、そして様々な副業がありますが、考えるのも動くのも面倒くさいようです 前回「脳の老化を防ぐためにバラン

    思考は偏りやすい - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 脳の若返りは可能 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    増え続ける高齢者 先日確定申告に行ってきました ラインで予約を取っているにもかかわらず1時間以上待たされるので、予約なし来場はかなり待たされると思います 待たされて怒っている人もチラホラいるし、税務署の若い職員相手にキレてる人もいたりします 確かにお役所仕事は四角四面で「面倒くさいな」と感じることも多いですが、たかだか年に一度の事務的な手続きです 若いながらも税務署の職員は聡明で丁寧に対応してますが「あんたは俺たちの税金で給料もらってんだろ」「インボイス制度?また面倒なこと始めやがって」「責任者呼べ」など言ってはいけない言葉を発する人もいます キレる老人は社会現象になりつつあります 担当してくれた若い税務署職員に「これからは少子高齢化でああいう人増えるね」というと、苦笑いしながらうなずいていました 周りに合わせようとせず頑固な老人 人の話が理解できずキレる老人 にはなりたくないものですね

    脳の若返りは可能 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情