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オートポイエーシスに関するshota_fのブックマーク (3)

  • 1349 夜 | 松岡正剛の千夜千冊

    社会システム理論 ニクラス・ルーマン 恒星社厚生閣 2007 Niklas Luhman Soziale Systeme 1984 [訳]佐藤勉 社会は自律分出システムである。 自分で自分を自己再帰してきたシステムである。 そこではダブル・コンティンジェントに 意味が創出され、はぐれあい、空席をうろつき、 そうであるがゆえに オートポイエティックなシステムとして 自己準拠されている。 そのようなルーマン社会学を、 ルーマン自身はどう語ったのか。 ぼくが勝手な言い換えをしてみた。 Q 前夜に続いてニクラス・ルーマンですね。『社会システム理論』って上下2巻の分厚いものですよね。 A うん、やたらに分厚いね。でも最初はこれではなくて、ルーマンが1991年から翌年にかけてビーレフェルト大学で講義した『システム理論入門』(新泉社)のほうをテキストにしようかなと思っていた。これはディルク・ベッカーがま

    1349 夜 | 松岡正剛の千夜千冊
  • 不可視の都市の複雑系理論 | 池上高志

    不可視の都市の複雑系理論 | 池上高志 Complex Systems Theory for Invisible Cities | Ikegam Takashi 都市に住む人にとっての自然な環境とは、人工的な建築物と広告塔の文字、それらが形づくる地平線の輪郭からなり、車を運転すれば、実際の風景とナヴィゲーションの仮想風景によって風景がつくられる。仮想と現実は都市においては自然なフレームであり、別な言い方をすれば都市は質的に不可視である。複雑系は仮想と現実の違いをコンピュータのなかに仮想世界を構築することでわかろうとする試みである。例えば、カオス的な複雑さや進化のダイナミクスを使って、生命の持つ四つの特徴、自己維持(ホメオスタシス)、増殖、進化、そして運動を暴こうとする。そして生命そのもの(life Itself)もまた不可視なものである。 生命の四つの特徴はまた都市の特徴でもある。都市も

    不可視の都市の複雑系理論 | 池上高志
  • Regulation | 池上高志

    1 オートポイエシス 生命は、内側と外側を仕切る「膜」あるいは「インターフェイス」を自律的につくり続けるシステムである。境界なき生命をわれわれは生命とは認識できないし、内側をつくることによって、勝手なことを内部で繰り広げることができる。膜を通して好きなものだけを内側に取り込んで、精密な構造物をつくり上げることができる。例えば細胞はそうした例だが、生命現象の所与の性質、個体、個別性、なわばり、所有概念、そういうものはすべて内側と外側をわけたところに派生する。 生命理論において中心的な役割をなす、オートポイエシスという理論がある。これは生命の質を、自己複製や進化ではなくて、境界条件の自己算出という形で捉え直すものである。化学反応を使った例では、代謝物質が触媒作用で膜の分子をつくる。その分子がつながって膜をつくり出す。その膜に囲われていることで触媒分子が局在化させられ、恒常的に触媒分子により膜

    Regulation | 池上高志
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