本日は第二回奈良哲学道場でした。私が下記のレジュメを用いて発表を行いました。私自身は「恣意的な図式だ」「例外がある」「応用が利かない」といった批判を期待していたのにもかかわらず、「個別の適用の仕方はともかく図式としては割と当たり前で拍子抜け」「結局脱構築じゃん」といった感じの反応を頂いて (´・ω・`)にょろーん - 哲学的思考のための四項図式発想法 深草周 哲学・思想においては至るところに二項対立が見出される。こうした二項対立から脱出するためにはどうすればよいか。言い換えれば、循環論、水かけ論を避けるためにはどう考えればよいのか。本稿では、この問いに対して包括的とまではいかないにしても指針となる「四項図式」の解説を行い、その活用を促したい。 哲学史における当事者的なものと第三者的なもの――二項対立から三項図式へ 西洋哲学においては、理念的なものと日常的なものとの関係、共同体と個人との関係
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