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2015年3月9日のブックマーク (2件)

  • パタン・ランゲージの今日的意義──新たなコラボレーションのかたち

    ディスカッション: 「見えない課題」と「見えるかたち」をめぐって(藤村龍至×井庭崇×難波和彦) コンテンツの不在 難波──これは『形の合成に関するノート』(鹿島出版会、1978。以下『ノート』)で最初に出てくるデザインの3段階を示す図です。デザインはコンテクストと形をフィットさせることだとアレグザンダーは定義していますが、職人が現実のコンテクストと物を前にして直接制作するのが第1段階です。第2段階は、設計者が図面やダイアグラムを描き、それをもとに制作するという通常の設計方法です。そして、書で彼が追求している第3段階は、デザイナーの勘や主観を排し、コンテクストを徹底的に客観化し、コンピュータによってデザインに落とし込むという方法です。この数学的・演繹的方法には、世界中の建築家が衝撃を受けたのですが、実際にこの方法で設計してみると、ありふれた陳腐なデザインになってしまうことがわかった。あらゆ

    パタン・ランゲージの今日的意義──新たなコラボレーションのかたち
  • 次のトレンドは自己変形 「4Dプリント」が切り開くモノ作りの未来

    (CNN) 英ブリッグス・オートモーティブ・カンパニー(BAC)が開発を進めている単座のスポーツカー。公道で走ることもでき、車列の中でひときわ異彩を放つことは間違いないが、見た目以上に特筆すべきなのが、その「自己変形」するリアウイングだ。 開発中のため詳細が明らかにされていないが、このリアウイングは天候に応じ、自律的に形状を変化させていくという。雨天時には水に反応して自ら弓なりに折れ曲がり、ダウンフォースを増大させることで安全性を向上させる。雨が上がると、リアウイングはふたたび直線状に戻る。 BACの開発は、米マサチューセッツ工科大学(MIT)の自己組み立てについての研究ラボと共同で進められている。MITのラボを主宰するのは、この分野の第一人者スカイラー・ティビッツ氏。個々の素材が自ら構造を組み立てていくようプログラムすることで、従来のモノ作りを一変させるのが研究の狙いだ。 ティビッツ氏は

    次のトレンドは自己変形 「4Dプリント」が切り開くモノ作りの未来