JR東日本が交通系ICカード「Suica(スイカ)」の販売を停止してから1年が経過した。世界の半導体不足は2024年に解消に向かっているのにもかかわらず、日本仕様の通信方式がネックとなり、ICカード向けの半導体が足りない。訪日外国人にスイカを発行できず、不便を強いている問題も生じている。JR東と首都圏私鉄各社などが出資するパスモ(東京・新宿)は、23年6月8日に無記名カードを、8月2日に記名式
西九州新幹線の9月開業に合わせたJR佐世保線特急のダイヤ改正で、長崎県が高速化事業を進めた区間の平均所要時間が増加したことについて、佐世保市は10日、JR九州が改正ダイヤの一部を見直すと明らかにした。地域交通の市議会特別委員会で報告した。 同線を巡っては、県が佐世保-武雄温泉に約14億円を投入し、現行車両より速度が出る「振り子型車両」を導入する工事に取り組んでいる。平均所要時間の短縮が期待されたが、6月にJRが発表した改正ダイヤでは約2分増加。県と市は不満を示し、JRに改善を求めていた。 市によると、今月に入りJRから改正ダイヤを見直すと連絡があり、上下32本のうち5本の運行時間をそれぞれ1分短縮するという。市は「ダイヤ改正直後の見直しは異例中の異例」とし、JRの対応を一定評価する考えを示した。 ただ、ダイヤを見直した後も同区間の平均所要時間はほぼ変わらない。委員は「14億円をかけた効果が
運賃値下げの方針が明らかになった北総線の千葉ニュータウン中央駅=23日、千葉県印西市中央南(江田隆一撮影) 北総鉄道(千葉県鎌ケ谷市)は23日、他社と比べて割高とされる運賃について、値下げの可能性を検討し始めたと発表した。同社は21年連続で黒字が続き、平成11年度には447億円に達した累積赤字も、創立50周年を迎える令和4年度には解消できる見込み。まずは値下げの是非を検討し、値下げが決まれば時期や金額の調整に入る。 同社沿線は近年ベッドタウンとして注目され、特に千葉県印西市では人口増が続く。同社は平成17年以降、沿線自治体からの補助金を受けながら運賃の値下げを続けてきたが、自社の経営努力による値下げが決まれば初めてとなる。 北総鉄道は京成高砂駅(東京都葛飾区)から印旛日本医大駅(印西市)までの約32キロを30~40分程度で結ぶ。運賃は現金払いの場合、初乗りが210円、全線を通して乗ると84
1982年、埼玉県生まれ。東京地下鉄(東京メトロ)で広報、マーケティング・リサーチ業務などを担当し、2017年に退職。鉄道ジャーナリストとして執筆活動とメディア対応を行う傍ら、都市交通史研究家として首都圏を中心とした鉄道史を研究する。著書『戦時下の地下鉄 新橋駅幻のホームと帝都高速度交通営団』(2021年 青弓社)で第47回交通図書賞歴史部門受賞。Twitter @semakixxx News&Analysis 刻々と動く、国内外の経済動向・業界情報・政治や時事など、注目のテーマを徹底取材し、独自に分析。内外のネットワークを駆使し、「今」を伝えるニュース&解説コーナー。 バックナンバー一覧 台風15号に続き、東日本に大きな被害をもたらした台風19号。しかし今回、鉄道会社の計画運休の取り組みは、これまでになく成功したといえる。鉄道各社のアナウンスはおおむね適切だったし、台風15号で1万300
私の若い頃と違って、いまは格安の夜行バスだってある。でも、バスの車内では静かにじっとしていなくてはいけない。それに比べれば列車は自由だ。いつでもトイレに行けるし、車窓を眺められる。小声で語り合っても咎められない。 若者たちと言えば、外国人観光客も増えている。車内を散歩したら、ブロンドの女の子のグループがデッキに座り込み乾杯していた。お行儀が悪いなと思ったけれど、そうか、自席で宴会を始めたらまわりの客に迷惑がかかるから、こっちで楽しんでいるわけだ。それは感心、感心。「ムーンライトながら」は海外のバックパッカーにも知れ渡っているのかな。 最近では、お台場で開催される世界有数の同人誌見本市、コミックマーケットに向かう人々の移動手段としても認知されている。節約してでも旅に出る。昔の私がいる。 復員列車から「ムーンライトながら」へ 「ムーンライトながら」のルーツは戦後の復員列車という説がある。戦前か
カルマ @inakamusume 何を言っているか分らねぇと思うが昔あったことを話すぜ… 通学中によく寝てたわたしは降り過ごしたかと思い、慌てて飛び起きて今何処かと窓から確認した駅名標には「?」の文字が… 私はてっきりきさらぎ駅的な異世界に迷い込んだかと思っもんだぜ… pic.twitter.com/JWqI12b6ev 2019-06-02 15:51:28
25日から走り出したパステルカラー車両の「ペイント列車」=三重県四日市市で2018年8月25日、松本宣良撮影 乗客に親しまれてきた「四日市あすなろう鉄道」(三重県四日市市)のパステルカラー車両が9月2日で運転を終えるのに合わせ、同社は25日から9日間の日程で「さよならイベント」を始めた。沿線高校生の絵画作品で装飾した列車を走らせたり、記念乗車券を発売したりして“ラストラン”を盛り上げる。 2015年4月の開業当初は全14両がパステルカラー(7種類)だったが、リニューアルに伴って次々と外装が変わり、現在は1編成3両(オレンジと緑の2種類)だけ。このうち2両は運転終了後、緑と白を基調に…
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